やっぱりアルバムで聴きたいな

bearsmick2010-11-02

休日前(3日は文化の日)だというのにとんでもなく閑なベアーズ・カフェです。というか人吉の夜が閑過ぎます、だって歩いている人の姿も見えませんから・・・。(泣)
そんな中、来月21日に中川原公園で行われる「じゅぐりっと音楽祭Vol.3」のミーティング帰りのあるぽ君、ナテっち、りゅうじ君、良祐君が来てくれした。ワイワイ・ガヤガヤと楽しい音楽話で盛り上がったのですが、あるぽ君以外はクルマで来ているので、お酒を飲む人もいなくて盛り上がりもイマイチだったかも。(笑)でも親子ほどの歳の差があっても共通の話題で話が出来ることはありがたいし嬉しいことではあります。
先日、横浜に住む昔のベアーズ・カフェの常連だったRちゃんから、彼の好きな(もちろん僕も好きな)CDが送られてきました。その中の一枚が児玉奈央の新譜「SPARK」。これが良いんですよ、最近のヘヴィー・ローテーションになっています。店でかけていると何人かのお客さんから「これ誰ですか?」と訊かれました。彼女の歌を最初に聴いて気になったのはYOLEYOLEというアコースティック・ユニットでのこと。その前はマジェスティック・サーカスというジャム・バンドにいた人だと思うのですが、残念ながらその時は聴いたことはありませんでした。そのYOLEYOLEでは、「アイコ・アイコ」といったニューオリンズ/セカンド・ラインのりの曲や高田渡の「生活の柄」といった歌もカヴァーしていて、若い人たちにこうやって受け継がれていっているのが伺えて嬉しかったものでした。
今回の作品は、元マグノリア(これまた僕の好きなバンドでした)、MOONEYのバンドでもドラムを叩いている椎野恭一や細野晴臣さんのワールド・シャイネスでもベースを担当している伊賀航、そして日倉士歳朗とも関係が深いギタリスト佐藤克彦といったミュージシャンがバックを固めています。とても落ち着いてシンプル且つグルーヴィーな作品に仕上がっています。そしてなにより彼女の歌声が良いんです。
決して売れ線ではないのでしょうが、いつまでも聴くに堪えうる作品なのではないかと思います。わが国にもこういった良質の作品を作り続けているミュージシャンやアーティストはたくさん存在します。流行歌はカラオケで歌うための一曲だけのダウン・ロードでもOKかもしれませんが、僕はやっぱりアルバム単位の作品を愛する昔ながらの音楽ファンです。寒くなりましたが今の季節、じっくり腰を落ち着かせて聴くには良い季節だと思いませんか?
ということでベアーズ・カフェは、一緒に聴いておしゃべりする人を大募集中です。(笑)