木を切ってもらう

我が家は、亡くなった親父が定年後に建てた一軒家で、もう３０年ほど経っています。新築した時は、僕も東京から帰ってきて一週間ほど一緒に引越し作業（それまで住んでいた家が近かったので）をリヤカーなどを使ってやりました。そしてそれは唯一の親孝行らしいことだったかもしれません。
それまで住んでいた家（この家はオヤジが中古で買った家でした。）から家財道具だけでなく庭木までもせっせと運んで植え直したことも良い思い出です。
僕がＵターンしてきてから、その家に住み始め１３年経つのですが、庭木に興味がない僕は、そのままにしていたところ、グングンと木は成長を続け、せっかくの南向きの家なのに、その木が暖かい陽射しを遮るようになってしまっていたのでした。
ということで、その木をばっさりと切ることにしました。ですが何時どのようにすれば分からないので延び延びになっていたところ、ベアーズ・カフェの常連さんのＯ君が庭師さんなので、彼にお願いしたのです。
いやぁ、さすがプロは違います。テキパキと仕事をこなして、今後のアドバイスもしてくれました。我が家の縁側に太陽の恵みが戻ってきました。多分鳥が持ってきたであろう種から育った意図しない木々も整理してもらいスッキリしました。そういえば、知らないうちにたくさんの木や草が、えっ、こんなところにと思うほど生えていたのでした。（笑）

切った後は、その切り口に防腐剤を塗ってあります。その周りから小枝が生えてきて低い位置にまた葉が出て花も咲くそうです。
冒頭の写真は切ってもらった後ですが、そこに２階まで覆うような大きな金木犀の木があったのでした。他の木も良い具合に揃えてもらいました。

僕はほとんど興味がなく、カミさんは興味があるもののどうやったら良いのか分からなかったうちの庭、一寸は良くなったでしょうか、今後は僕もちょっと興味を持って付き合わないといけませんね。