雨の日は映画でも

bearsmick2010-10-03

今日は日曜日、予定の用事がなくなったので、カミさんと二人遠足にでも行こうと思っていたのですが、残念ながら今日は朝から雨が降っているようです。それでもひょっとしたら午後には上がるかもという期待を込めてカミさんはお昼用のおにぎり&飲み物を作っていました。
空が明るくなったと思うやまた雨が降ってくるという、なんともはっきりしない天気だったので、そのおにぎりを食べながら一緒に録画していた映画「パイレーツ・ロック」を観ました。
1966年のイギリスを舞台にしたこの映画、音楽好きの中ではちょっと話題になっていたので、僕も楽しみにしていたのでした。それにしても当時のイギリスでは、国営放送BBCでロックが一日に45分しか放送できなかったとは驚きです。現在は素晴らしい音楽のドキュメンタリー番組を作っていますからねBBC。おまけにビートルズローリング・ストーンズもバリバリの時代ですよ。とはいえ一般的にはまだまだ保守的な時代だったんですね。
だからこそ公海上の船からロック番組をバンバン放送する、いわゆる海賊放送局が人気を博したんですね。で、この映画もその海賊放送局を舞台に、そこのDJたちやそこに投げ込まれた若者や視聴者たちを描いている訳ですが、1960年代のイギリスの「セックス、ドラッグ、ロックンロール」な世界が、当時のヒット曲をふんだんに使ったBGMと共に楽しめます。
現代では考えられないような保守的な世界と、それに対する「セックス、ドラッグ、ロックンロール」に代表される新しい価値観との対決ものとしても分かりやすく楽しむことが出来ます。
やっぱ、ロックンロール!ですよ。(笑)それにしても流れる音楽、懐かしかったなぁ、だって僕がロック/洋楽にはまった時代のものがたくさんですから。しっかり、ボブ・ディラングレイトフル・デッドのLPジャケットやその話題も映画の中に使われていましたよ。そんなことも楽しい映画でした。
そうそう、夕方になって雨も上がったので、カミさんと二人100分ほどのウォーキングをしました。すっかり歩くことが日常のことになってきました。そして温泉に行って汗を流しての夕食&晩酌、これがまた美味くて幸せなんだけど、ダイエットにはならないな、やっぱり。(笑)