一枚666円

bearsmick2010-08-27

最近は、淋しいことながらなかなかCDを買うことが出来なくてあまり某密林のサイトも覗いていません。だって観ると欲しくなるものがワンサ・ワンサと出てくるのは必至ですから、あえて避けている健気な僕です。(笑)
とはいうものの例えばこのブログにアルバム・ジャケットなどをアップするために訪れたりします。で、最近オリジナル・アルバムが5枚セットになった箱に入ったCDセットが安く出ているのを発見しました。まぁ、好きなミュージシャンやバンドは、それなりにLPやCDは持っているものですが、中にはこれ持っていても良いなと思うものもあります。
先日、地元人吉の少しCDも売っているMに行ったら、そのシリーズが何種類か置いてありました。今度来たときにまだ売れてなかったら買ってあげようと思い、その時は家に帰ってきたのですが、一週間前に行った時もまだ売れずに残っていたので、とりあえず第一希望の「Jガイルズ・バンド」を買って来ました。
1970年のデビュー作から73年の5枚目までが簡単な紙ジャケになって箱に入っています。もとよりCDのあのすぐ割れるし場所も取るプラスティック・ケースが嫌いな僕にはもってこいの装丁です。歌詞もなく簡単な解説が入っているだけですが、国内盤で5枚¥3300という安さは、納得です。もっとも某密林などで扱っている輸入盤は¥2000台後半で買えるみたいですが、ここはヤッパリ日本盤を買いたいものです。だって売れないと日本盤出なくなっちゃいそうでしょ。
ガイルズ・バンドは、LPでは持っているもののCDは持っていなくて最近はまったく聴いていませんでした。で、この機会に聴いてみたところ、デビュー、2枚目、良いですねぇ!ほんと黒人音楽が大好きな人がバンドを組んで楽しく演っているのが伝わってきます。今の僕の気分にもピッタリです。
1980年頃の初来日公演は見に行った記憶があるのですが、やっぱりハーモニカ奏者のマジック・ディックのプレーは素晴らしいです。ヴォーカルのピーター・ウルフは、当時の人気女優だったフェイ・ダナウェイと結婚したりして、ロック・ミュージシャンも立派なショー・ビズ界でいけることを証明した最初の一人かもしれません。(笑)
そういえば、東京の友人ziziさんはJガイルズ・バンドのカヴァー・バンドをやっていると思うのですが、練習やライヴしているのかな?ちょっと聴いてみたいなぁ・・・。
「ファイヴ・オリジナル・アルバム」と名付けられたこのシリーズ、他にも興味深いミュージシャン/バンドのものがライン・アップされています。好きなものが売れ残っていたら買っちゃうだろうな、僕。