レココレの日本のロック/フォーク・アルアム・ベスト100

bearsmick2010-08-06

8月号だから先月発売された雑誌「レコード・コレクターズ」の特集が、日本のロック/フォーク・アルバム・ベスト100だと知ったのは、やはりネット上の友人・知人の日記からでした。以前は、ミュージック・マガジン(昔のニューがついていた頃から)は毎号、このレコード・コレクターズは特集によっては買って読んでいたのですが、昨年からどちらも読まなくなってしまいました。そして本屋でちょっと立ち読みしようにも、人吉の本屋さんにはこれらの雑誌は置いてないのです。
ということで、興味を持った僕は、その本屋さんに取り寄せてもらったのですが、なかなか取りにいかなくて、やっと昨日と今日で読み終えました。
まぁ、ミュージック・マガジンレコード・コレクターズの執筆人によるベスト100なので、大方の予想はついていたのですが、さすがに僕の趣味と近いです。ベスト100に選ばれたアルバムのうちの半数は持っています。カタログ的に後追いで集めたわけではなく、あくまでもオンタイムに買って聴いてきた作品なので、相当なものだと自分でも感心したりします。だってその当時のレコードの値段は高かったからねぇ。(笑)
はっぴいえんど関係の作品が多すぎるとか、当時はまったくと言っていいほど売れなかった久保田麻琴夕焼け楽団関係の作品が複数入っているのに、それより売れたであろうハード・ロック系の作品やポップなチューリップやいわゆるフォークといわれるかぐや姫などがほとんど入っていないなど、ご不満の方も多数いらっしゃるでしょうが、あくまでもこれはミュージック・マガジンレコード・コレクターズの選んだベスト100なのですから、そう目くじら立てずに楽しもうではありませんか。(笑)
なんでこんなこと書いているのかと言うと、写真を頂くのに覗いた棒密林のお客さんのレビューがあまりにも散々だったから。自分の趣味に合わないものをけなすと言うのもなんだかなぁと思ったからです。そういえば以前アメリカの雑誌「ローリング・ストーン」のベスト100でも同じような事態が起こったような気がします。
ロックが好きな人は、自分の趣味に一生懸命なりすぎるきらいがありそうなのでね。もちろん自戒をこめてのことなんですが。(笑)思うんですが、人間生きていくのに音楽は絶対に必要ではないんですよ。ただしあれば豊かになるのは自明の理。ということで、僕は自分の好きな音楽には妥協しないし、その世界を脅かすものに対しては、断固戦う姿勢を持っていたいと思うわけです。だって戦争や災害で生きていくのが精一杯の世界では、「この音楽は良いけどこれはダメだよね。」なんて言ってられないでしょ。(笑)
ともあれ平和な時間を好きな音楽と美味しいお酒や料理、そして仲間と過ごすのは、贅沢なことだと思います。そんなひと時を過ごすお手伝いをベアーズ・カフェが出来たらいいなと思うわけです。
という訳で、みなさんのお越しを心よりお待ち申しておりますですよ。って今回も宣伝になっちゃったなぁ!(笑)