ジェフ・マルダー

bearsmick2010-07-20

先日のHORIのライヴの時にやって来たナテっち(彼は人吉市民ではありません。人吉から小一時間くらいかかる湯前町人です。それでもベアーズ・カフェの常連さん、実に偉い!)から、最近出たばかりのジェフ・マルダーのDVDをもらいました。
このDVDは監督がステファン・グロスマンということで、アコースティック・ギターの弾き語りを視覚的に見せるというもののようです。ブルースやジャズ、フォークなどの彼のルーツの曲をそれぞれ語りながら(残念ながら字幕スーパーがない?のでよく分からなかったのですが)、指さばきのアップも交えながらの一時間半に渡る作品に仕上がっています。なるほどナテっちの教科書とでもいえそうな、そんな作品です。
ジェフ・マルダーという人は、1960年代にジム・クエスキン・ジャグ・バンドでデビューした後、そのグループの紅一点だった歌姫マリアと結婚、ジェフ&マリア名義で2枚の素晴らしいアルバムを出しています。その後もポール・バターフィールドのベター・デイズ、エイモス・ギャレットとのデュオ、さらにソロ活動と続けてきて、途中ちょっと音楽からはなれた時期もあったものの最近はまた精力的に活動しているようです。
僕も大好きなシンガーの一人で、今までギタリストとしてはあまり意識していなかったのですが、このようなDVDを見ると、決して派手ではないもののツボを押さえたギター・プレーで楽しませてくれますね。そして例えば「ワイルド・アバウト・マイ・ラヴィン」や「チキン」といった僕も好きな曲がたくさん取り上げられているのもポイントが高いところです。
そんな彼が、今年の9月30日に熊本の「フェリシア」でライヴをやってくれます。それも大好きなギターのエイモス・ギャレットと一緒にです。これは絶対行かなくちゃまずいでしょ。もちろんベアーズ・カフェを休んででも行きますよ、僕は。

一緒にそのコンサートに行く人、募集中です。連絡下さい。今回のコンサートを見逃すと、次はないかも。わざわざ熊本まで来てくれるのですから、これを逃す訳にはいけませんよ。