今夜はスペシャルズで

bearsmick2010-07-17

梅雨は明けたのでしょうか?今日の昼もまるでスコールといった強い雨が降ったのですが、その後は強い日差しの真夏の天気です。雨が降らなくなるのはいいのですが、今度はクソ暑い日が続くと思うと、それはそれでウンザリするかもです。
その強い雨が降る中、小高い山にあるお寺さんに、昨年亡くなった伯父さんの初盆とその奥さんで僕の亡くなった母親のお姉さん(つまり伯母さん)の13回忌の法要を一緒にしてもらうため行って来ました。
真言宗のそのお寺は、たっぷり30分の読経とその後の30分の世間話(その時は住職さんが直にお茶を入れてくださり、自家製の漬物などのお茶請けとお菓子が振舞われます)でもてなしてくれます。ですが、普段正座をしていない僕には、そのありがたい読経も苦難の修行に他なりません。今日もしっかり足が痺れてしまって立つことが出来ませんでした。(笑)
話は変わって土曜日の今夜、巷は3連休というせいか思いのほか人出はありません。ベアーズ・カフェも相変わらずの閑さです。という訳で今夜もVHSのDVD化の作業をしていました。今夜の思い出し&新たな発見シリーズは「スペシャルズ」の音楽ヴィデオです。
1970年代末から80年代初頭にかけて人気を博したイギリス発のツートーン・スカ・ブームは、レゲエ好きだった当時の僕にも襲い掛かってきました。スペシャルズの初来日コンサートには、トロンボーンのリコが来るというので観に行ったのでしたが、そのライヴ・パフォーマンスが期待以上に楽しくて、続けて2回行ったものでした。ツートーン・スカはポークパイ・ハットにモッズ・スーツ、白と黒の市松模様といった文字通りツートーン・カラーがお洒落で、コンサート会場に集まった若者たちも圧倒的にそんなファッションが多かった中、僕はといえば後ろに束ねた長髪とパーカー&ジーパン姿と言うまるでオタクなファッションだったので実に浮いていたという悲しい思いでもあったりして。(笑)
ともあれジャマイカのスカをもっとアグレッシヴにしてパンクの要素も取り入れたツートーン・スカは、久し振りに観てもカッコ良かったです。さらにその後スペシャルAKAと名前を変えてからの、より音楽の幅を広げてからの音楽性もまた良し!当時のクラブでよくかかっていた「フリー・ネルソン・マンデーラ」は名曲だし、現実にそのネルソン・マンデーラさんが釈放され、南アフリカ共和国も新体制になり、先日行われたW杯でその姿を見ることが出来たことも時代の移り変わりを実感させられたものでした。
こうやって、昔のヴィデオを見直していると、実に時間が経ったことを如実に思い知らされるんですが、こうやって歴史の瞬間に立ち会っていく自分を見つめ直すことも楽しいですね。