W杯の合間に音楽を語る

bearsmick2010-07-01

さて今夜もW杯の試合はないので、落ち着いた地味な夜です。(って、賑やかな夜はメッタにないのですが。笑)
先日の池田マッコイのライヴの時に、サポート・ギタリストとして来てくれたNさん(仕事の関係で、現在人吉に単身赴任中)が、お見えになったので、音楽の話をしながら一緒にお酒を飲みました。そしてその話の流れから我がDSDのライヴのヴィデオを観ることになってしまいました。もっとも音楽をやっていらっしゃる人からのアドバイスや批評はありがたいので、今後のDSDのためになることは間違いありません。恥かしいのも事実ですが。(笑)
そのNさんは人が良いので、「言うのは簡単なんだよね。まっ、自分のことはさておいて」と前置きしてなかなか為になる意見をおっしゃってくれました。素直に聞けるこうした批評は貴重です。DSDガンバロウ!という気になりました。
その後、お耳直しにと最近友人のAさんから入手したケブ・モの1997年のライヴDVDを観ました。1997年というと僕が東京を離れて人吉に帰ってきた年です。そして自由が丘で「マルディ・グラ」を始めた頃にケブ・モはメジャーからデビュー・アルバムを発表して、当時けっこう気に入っていて、いろんな人に薦めていたような記憶もあります。
そんなケブ・モのライヴ、ドラム&ベースのシンプルなリズム・セクションとキーボードに本人のギター&歌という編成なんですが、確かに僕が好きなブルージーなグルーヴを持つ間合いを生かした音楽です。ケブ・モ本人もアコースティック・ギターをはじめエレクトリックのセミアコ、リゾネーターと持ち替えて、その曲にあった音色で表現していきます。アコースティックでのスライドにはヤマハ赤ラベルであろうギターを使っていたのもポイント高いかも。(笑)
久しぶりにちゃんと聴いたケブ・モ、やっぱり好きなミュージシャンです。タジ・マハールが大好きな僕ですから当たり前といえば当たり前なんですが。そうそうこのライヴ途中にゲストでドクター・ジョンが出てきてこれまた最高のピアノを披露してくれます。一気にニューオリンズ風味になるところも気持ち良かったです。
サッカーも面白いけど、やっぱり自分でも出来る音楽も楽しいなぁ!