音もだちライヴ

bearsmick2010-06-28

歌う行商人ハゲちゃんこと富安秀行さんのライヴでした。
昨年からベアーズ・カフェに来てくれるようになったハゲちゃんですが、もちろん共通の知人・友人はミュージシャンを含めて何人もいます。世の中が狭くなって来ているのか?はたまた僕らが狭い世界で生きているのか?まぁ、どっちもどっちなんでしょうね。(笑)
今回は、バンジョーの曲からスタート。彼の音楽生活のルーツを紹介しながらのライヴの進め方は、ある意味僕らが信じるところの音楽の歴史という感じで、さすがプロというギター・テクニックや歌の上手さも加わって、若い人にも分かり易かったのではないでしょうか。

偶然ですが、最近僕はバンジョーが大活躍するブルーグラスをよく聴いていたので、こんなところにもシンクロニシティ感を覚えます。そしてハゲやんが最初に歌ったのはウッディ・ガスリーの「我が祖国」そしてボブ・ディランの「くよくよするなよ」と続いたのでした。いやぁ、趣味も合うなぁ、僕と。(笑)
もちろん彼のオリジナルの楽曲も素敵です。ウエスト・コーストなロックやボサノヴァっぽいお洒落な曲も聴かせてくれました。Kヤイリのモニターをやっているだけあって、ギターの腕前も確かです。

今夜もお客さんの数はそう多くはなかったのですが、噂でしか知らなかった宮崎の和尚さんにも会えたし、ベアーズ・カフェの比較的若い常連さんも来てくれたし、良い感じのライヴになりました。

ライヴ終了後、ミュージシャンと一緒に話が出来ることもベアーズ・カフェのような小さな店の良いところです。A君O君も楽しそうで、ちゃんとCDも買って行ったところを見ると、今夜のライヴを楽しんでくれたみたいで、オジサンも嬉しいぞ。(笑)冗談抜きでライヴ中のお客さんの顔を見ていると良く分かるのです、そんなことが。
今回で2回目のハゲちゃんでしたが、もう昔からの知り合いのような気がします。音楽を通した交流は、ストレートで楽しいです。うん、今夜のライヴも楽しかったなぁ!
ということで冒頭の写真は、今回は使わなかったものの彼のトレード・マークにもなっているというジャグ・バンドで使うウォッシュ・ボード。