フォーエヴァー・ヤング

bearsmick2010-06-23

人吉球磨の月間情報誌「どうぎゃん」が最新号で丸10年だそうです。でその特集が人吉球磨に住む145人の10年ということで、恥ずかしながら僕も出してもらいました。
10年前はというと人吉にUターンしてきてから3年目、ちょうど新世紀を迎え2000年問題で世の中も騒々しかった頃ですかね。もっとも僕自身はそう変わったという感覚も無いのですが(ほんと成長というものを知りません。こんな大人で良いんだろうかといつも思ったりしてます。笑)、10年前の写真を見ると確かにまだ髪や髭は黒々していて今のように白髪は混じっていないようです。そして東京時代はやっていなかった自分でギターを弾いて歌うことを始めたばっかりだったでしょうか。
もっとも娘の成長をみると、この10年の凄さを思い知らされるのですがね。だって小学生だった娘も成人して、今や僕が叱られたり注意されたりされているのですから。(笑)
思いっきりローカル/ドメスティックなこの雑誌、けっこう見ていらっしゃる人も多くて、今夜のお客さんから「見たよ。」って言われちゃいました。ご覧になった方がベアーズ・カフェを思い出して足を運んでもらえたら、そりゃもう大成功なんですが。(笑)
という前振りをしたところで、今日紹介したいのは、ボブ・ディランの歌「フォーエヴァー・ヤング」をポール・ロジャース(ミュージシャンと同姓同名だけど別人)が絵を描いて、アーサー・ビナードという人が日本語訳をした絵本「はじまりの日」です。
大判の絵本で、シンプルさの中にディラン・ファンにはツッコミどころ満載の絵が描かれていて、その内容と共に心に響いてきます。そして帯に、かのみうらじゅんさんが書いているように「ボブ・ディランが歩んできた道のことを”ロック”って、呼ぶんだよ。」と思います。
毎日が新しい日の始まり、何時までも若い気持ちを持ち続けて楽しく生きていきたいものです。
さて、10年後の僕はどんな生活を送っているのでしょう?もう70歳に近い歳になっているので、ひょっとしたら生きてもいないかもしれないのですが、自分では今と変わらず好きな音楽に囲まれ、お酒を飲みながら、可愛い女性を見てニヤニヤしている気がします。これって単なるエロ爺じゃん!(笑)