ディランを読む

bearsmick2010-05-10

黄金週間が終わってからというもの、メチャ閑で困っているベアーズ・カフェです。ウチのような音楽系の飲食店は、都会でも営業的に苦戦を強いられているようなことも聞くのですが、圧倒的に人口が少ない田舎町ではおして知るべし・・・です。(泣)
そんな訳で、時間だけはあるので、相変らずVHSテープのDVD化を進めながら読書などをして営業時間をやり過ごす毎日なんです。(笑)最近見直して良かったものの中に「エレクトリック・マイルス」や「ブライアン・ウイルソン〜スマイル」といったドキュメント作品がありました。多分一回しか観ていなかったので内容も忘れていたのですが、当時の関係者へのインタビューや現場の映像も使った作品は、正しく(音楽)ヴィデオ作品だといえると思います。もちろんどちらもまだ観れるVHSテープが残っていますので興味がある方がいらしたら差し上げます。
で、今夜は何を読んでいたかというと「現代思想」という雑誌の増刊号「ボブ・ディラン」。何気に硬くて難しそうな雑誌なので、その存在は知ってはいたものの今まで読んだことはありませんでした。が、ボブ・ディランの特集となると見逃す訳にはいかなくて近所の本屋さんに注文していたのでした。
さすがにグラビアや写真は少なくて、そのほとんどが文字で占められているのですが、対象がディランなだけに、僕でも読み進めることが出来て一安心です。(笑)もっとも研究論文かと思える文章も確かにあったりするのですが。
まだ全てを読み終えたいないので感想はここでは書きませんが、多角的な視点からディランや歌世界を考察してあるので、それなりに為にはなりそうです。そして読んでいるとそこに取り上げられている歌も聴きたくなってきます。
僕は、英語が得意な訳でもなく出来るわけでもないのですが、それでもディランの歌や音楽に惹かれ続けている訳で、毎年のようにノーベル文学賞にノミネートされているとはいえ、僕にとってディランはやっぱりミュージシャンです。言葉をビートに載せて歌うことやその立ち振る舞いもやっぱりカッコ良いと思うファンなんです。(笑)
でもやっぱりその歌詞も分かったほうが良いに決まっているし、またちょっと聴き直して今の自分なりの理解をしていこうと思います。
そうそう11日は、ディランと共に僕が好きなミュージシャンであるボブ・マーリーの命日です。ボブ繋がりという訳でもないのですが、ベアーズ・カフェでこちらのボブの残した歌を聴きたいと思います。時間がある人、興味がある人は一緒に楽しみ語り合いましょう!