ボブ・ディランの素

bearsmick2010-05-08

バンド仲間でベアーズ・カフェとこのブログの常連さんであるナテっちは、なかなか素晴らしいコンピレーションのCD-Rを作ってくれます。先日のAちゃんの結婚式のBGMもそれだけで愛聴に耐えるコンピCDになっていました。これまでにも何枚ものコンピCDを作ってもらったのですが、最近の部屋の片付けの際も数枚出てきて、また聴いています。(笑)
昨年だったか一昨年だったか、ナテっちが現在の自分に繋がる音楽をコンピレーションしたCD-Rをもらったのですが、そのタイトルが「ナテの素」というものでした。
つい最近、入手したCD(これもまたついポチットとクリックしてしまったものです。笑)は、原題は「NOBODY SINGS DYLAN LIKE DYLAN」というもので「ディランのようにディランを歌える奴はいない」とでも訳すのでしょうが、日本盤のタイトルは「ボブ・ディランの素」となっています。偶然とはいえ、ナテっちのセンスが光ります。(笑)
このCDは、ボブ・ディランが弾き語りスタイルで自身のルーツであるブルースやフォークなどのトラディショナル・ソングをカヴァーして話題となった二枚のアルバム、『グッド・アズ・アイ・ビーン・トゥ・ユー』(92年)、『奇妙な世界に』(93年)のオリジナル・ヴァージョンを収録したコンピレーションCDのようで、古い時代の楽曲が並んでいるので実に音数が少なくユッタリとしています。ですが、今の時代に聴くとなにやら心に響いてくるのです。ちょっと前の僕だったらきっと飽きていただろうなとも思うのですが、僕が大人になったのか、時代が変わったのか?アコースティックでの弾き語り、渋くて素敵。僕も頑張りたいと思います。(笑)