ブルース&ソウル・レコーズ誌

bearsmick2010-05-07

みなさん連休疲れなのでしょうか、全くもって静かな夜です。重ね重ねで恐縮ですが、「花金」という言葉が懐かしいです。(笑)
ということで今夜は読書の日でした。友人から借りた村上春樹1Q84/ブック3」も先日あっという間に読み終えたのですが、面白かったです。結末がちょっと上手く合わせすぎた感もあるものの、やっぱりそのほうが読後感も良いでしょうからね。
その後、サッカーW杯に向けての予習?でサッカー雑誌を久しぶりに読んだりしてたのですが、今夜は現在唯一定期購読している「ブルース&ソウル・レコーズ」を読んでいたのでした。
今号は、生誕75周年ということで、キング・オブ・ロックンロール、エルビス・プレスリーの特集です。先のボブ・ディラン特集に続いて白人ロッカーが特集されるようになってきましたが、僕には全く問題ないです。だってロックは黒人音楽なしには生まれ得なかった音楽であることは間違いないことですから。かえってその影響や歴史を知ることで、そのどちらにも理解が進むことは良いことだと思います。
付録のCDもたっぷりと20曲のエルビスが影響を受けたであろう、そして同時代の音楽が、ブル−スやR&B、ゴスペル、当時のポップスなどが収められていて、それだけでもお値段以上の価値があるかもです。(ニトリのCMみたいね!笑)
他にも今年亡くなったウィリー・ミッチェルやボビー・チャールズの特集記事もあって、なかなか読み応えがある今号でした。ディスク・レヴュー読んでいると、欲しくなってしまうのが困ったものですが。(笑)
ブルースやソウルという古い音楽(もちろん現在進行形のものもあるのですが)に焦点を絞ったこの雑誌、続けていくのは大変だと思うのですが、そうかこのようにロック・ミュージシャンやブルースやソウルの影響が濃い音楽やミュージシャンまで範囲を拡げていけば、まだまだネタには困らないようです。
僕も音楽系の飲食店を営んでいる身、少しでも知識を身につけたり楽しむために、せめてこの雑誌だけでも講読し続けようと思っています。