真夏の夜のジャズ

bearsmick2010-04-21

なんだか久しぶりに体調不良です。身体の節々が痛んでオマケにムカムカします。基本的に胃腸は強い方だと自負していたのですが、寄る年波には勝てないという事なんでしょうか?それとも何回も書いているように「やらねばならない」ことに対する拒否反応なんでしょうか?それでも食事は摂れるのでたいしたことはないと思います。が、さすがの僕もアルコールは控えましたよ、今夜は。(笑)
今夜も雨が降っているので、お客さんはポツリポツリです。でもこんな日に限って遅い時間にお客さんが来られて、閉店時間を大幅に超えたりするんです。まぁ、こちらとすれば、来てもらえるだけでもありがたいのは確かなんですが。
その閑な時間を使って、例のVHSをDVD化するという作業をしていました。もう相当数進んでいるのですが、それにしてもテープに黴が生えてしまったものも多いです。やっぱり早くからやっておくべきでした。きっと貴重なテープ(例えば結婚パーティーの時のヴォデオ・テープなど)にも黴なんだろうな。(泣)
今夜の作品は、1959年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァルを映画化した「真夏の夜のジャズ」。以前TVで放送されたものを録画していたんですが、VHSはもちろんDVDも現在じゃ出ていないようで、調べてみたらけっこう高値が付いているんですね。あっ、これを売って商売にしよう(海賊盤ね)なんて思っていないのでご安心を。(笑)
久しぶりに観たこの映画も面白かったです。ジャズがまだヒップで最先端だった時代、お客さんのファッションも含めカッコ良かったです。もちろんR&Rもニュー・スタイルの音楽として登場してチャック・ベリーが出演しています。そのイナセなカッコ良さも伺えるのですが、ジャズ・メンを従えたそのサウンドは、けっこうチープだったなぁ。(笑)
マヘリア・ジャクソンのゴスペルや貫禄と余裕で聴かせるルイ・アームストロングはさすがといったところでしょうか。
僕には、あまりジャズの素養はないと思っていたのですが、意外と楽しむことも出来ました。やっぱり音楽にジャンルは関係ないですね。自分にとって面白いか面白くないかだけで聴いてきたんだけど、それで良いみたい、やっぱり。