お帰り、徹君

bearsmick2010-02-27

今日は正午から、生前の彼が好んでいたという市内のH旅館で高校時代の同級生Y君を送る会が催されました。
今月の3日だったか、残念ながら早すぎる死を迎えたY君でしたが、社会的にはそれなりの地位もあった彼ですが(僕らの同級生では出世頭かも?)東京では家族だけでの密葬だったそうです。故郷人吉、そして同級生を思う気持ちが人一倍強かったように思える彼を偲ぶ形で今日の会になったのですが、ある意味同窓会的なノリで淋しくも楽しい会になりました。もちろんご家族の参加もあり、東京からも友人のTさん(ベアーズ・カフェにもY君と一緒に来てもらったこともありました)もお越しいただきました。
本人の意向もあり、堅苦しくない会だったのですが、お坊さんの読経、参加者の焼香を終えた後は、故人との思い出話などを肴に宴会となりました。そこで、僕とあるぽ君は場の賑やかしということで、Y君も好きだった音楽で花を添えることにしたのでした。もちろん僕はY君と一緒に来る日の同窓会で歌うことを約束していた「アイ・シャル・ビー・リリースト」を歌わせてもらいました。先日入手したシルヴァートーンのギターも今日デビューしました。
久しぶりに会う人もいたり、ほんとY君のおかげで良い同窓会になりました。彼の笑顔と落ち着いた存在感が、その会場に感じられるようでした。
夜には、その同級生や東京からの奥様やTさんもベアーズ・カフェに来ていただきました。Y君のおかげで一層繋がりを確認出来た、そんな気がします。
弟のB君も言っていましたが、湿っぽいのは嫌そうだったY君の遺志を継いで明るくやっていきたいものです。地元人吉を出て40年近く、一足早く人吉にUターンしていた僕は「お帰り、徹君!」と思ったものです。