フォーク・ミュージック

bearsmick2010-02-26

今夜は、一年ぶりのやなぎのライヴでした。横浜出身なのに何故か岩手に移り住んで、そこを拠点に全国で活動しているシンガー・ソングライターであり、僕が考える「日本のフォーク・シンガー」の一人です。
実は、僕より8歳も年下なのですが、聴いてきた音楽や影響を受けたミュージシャンが相当数重複していて、初めて会ったときからOKの人でした。そんなシンガーのライヴなのですから悪かろうはずがありません。(笑)
はっきり言って、所謂我が国でフォークと呼ばれている音楽は、好きではありません。例えば、先日も取り上げた高田渡さんやベアーズ・カフェにも来てくれた友部正人さんこそが僕が考える正しいフォーク・ミュージックだと思っているのです。やなぎも僕にとってそんな存在のシンガーでありギタリストなのです。
夕方、市内のうどん屋さんで会って、挨拶を交わし、とても今回で4回目とは思えないくらいの打ち解け方です。店に着いてリハも順調、準備万端で、後はお客さんを待つばかりです。(笑)

昨年来た時に「今、欲しいギターがあって、どうしようか悩んでいるんだよね。」と言っていたギター、1954年製マーティンO−18を結局買ったそうで、今回は持って来ました。いやぁ、良い音してます。買った甲斐はあると思います。そのせいかギター・テクニックも一層光っていました。

来月来日公演をやるボブ・ディランにちなみ、このツアーを勝手に「ディラン月間」と位置付けているそうで、オリジナル曲の他に3曲ほどディランの歌を演ってくれました。とても良い出来で、同じディラン好きとしては、ちょっとジェラス・ガイな僕です。(笑)
ライヴ終了後は、いつものようにお酒を飲み交わしながらの楽しい時間です。なんと今年から始めたというフィドルを持ち出して、はるばる水俣から来てくれたつるZEEと共に楽しいセッションです。

いやぁ、楽しかった!で、つるZEEも一緒に我が家に帰ってきてからもまだまだ飲み続け、笑い声が絶えない幸せな夜になりました。
みなさん、ベアーズ・カフェのライヴは素晴らしく、そして楽しいです。是非、一度参加してもらいたいものです。