訃報が届く

今日は二人もの訃報が届いた日でした。今年に入って何かと好きなミュージシャンたちの訃報が届いていたのですが、今日のはご近所の人で音楽関係で何回かお会いした人と高校時代の同級生で、人吉に帰省の度にベアーズ・カフェに寄ってくれていたY君ということで、ちょっとショックなことでした。二人ともまだ若かったですからね。
Ｙ君は癌に罹って闘病生活を送っていたことは知っていたのですが、手術も一旦成功して一安心していたのに、転移してその若さからか病気の進行も早かったようです。年賀状では、まだまだ頑張るようなことも書いてあったのですが・・・。
彼は基本的にはジャズが好きだったようですが、ベアーズ・カフェでは、彼が好きだという「アイ・シャル・ビー・リリースト」をよく一緒に聴いたものでした。そして同窓会で一緒にこの歌を歌うということも約束していた覚えもあります。4年後の還暦を迎える時に行われるであろう同窓会で、一緒に歌うことが叶わぬことになってしまって残念ですが、彼の分まで、残された僕らが楽しみ、歌うことしか出来ません。
彼の訃報を聞いて、ベアーズ・カフェに来てくれた同級生もいたのですが、今夜はＴＶで高田渡、岡林信康、松本隆（はっぴいえんど）の番組をやっていました。僕らが高校生だった時代を彩ってくれた、僕も好きな、そして影響を受けた人たちです。こんなことにも何かしらの縁を感じてしまう今夜でした。
彼の冥福を祈りつつ、ザ・バンドのデビュー・アルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」に入っている「アイ・シャル・ビー・リリースト」を聴きました。天国に行ったらリチャード・マニュエルが歌うこの歌が聴けるね、きっと。
合掌・・・。