発掘

bearsmick2010-01-29

このところ、昔のVHSをDVDに変換するためにヴィデオを引っ張り出して見直しながら仕事をしている日が続いているのですが、懐かしい映像に感慨を新たにするということだけでなく、今夜はなんだか嬉しいものも発掘されました。
好きなグレイトフル・デッド関係のヴィデオをチェックしていたら、「メイキング・オブ・アメリカン・ビューティー」のヴィデオ・テープの中にそれを送ってくれた古くからの友人の室矢賢治こと通称ムロケンからの手紙があったのでした。
まだDVDが出回り始める前の1997年に発売されたこのヴィデオ、ちょうど僕が東京を離れる時だったので、わざわざヴィデオとともに送ってくれたのです。もちろんその後、DVDも発売されたのですが、僕はこのVHSテープで楽しんでいたものでした。クラシック・アルバム・シリーズと銘打たれたこのシリーズは他にもザ・バンドジミ・ヘンドリックスボブ・マーリーなどの名作アルバムを当事者のコメントでもって解明するという画期的な内容を誇るもので、ファンにとっては興味が尽きないものでした。
今日、発掘されてライナーを読んだり映像を観たりしたのですが、やっぱり何よりその手紙が一番感激したのは間違いないところです。(笑)それにしても実際にムロケンに知り合う前は、いろんな雑誌、たとえば「宝島」とか「ニュー・ミュージック・マガジン」などでよくその名前を見かけていたので、僕よりずっと年上の人だと思っていたのですが、実際会ってみたら僕とあまり歳も変わらなかったのにショックを受けたものでした。(笑)実際にあの時代のカリフォルニアの文化を知っている人は違うなぁ!と思ったのでした。
田舎にUターンして来てから、実際に会うことはないのですが、インターネットのおかげで今でも連絡は取れています。ほんとありがたい世の中です。ムロケンも最近はバンド活動が盛んなようで、機会があったら是非観てみたいものだと思います。そして出来たら一緒に出来たら楽しいだろうなともね。
グレイトフル・デッドが取り持つ縁、いやぁ、すばらしいです。