WHEN THE MUSIC’S OVER

bearsmick2010-01-22

相変らず閑な店で(毎回書くのもなんですが、こりゃ一つの枕言葉になってるね。笑)せっせとVHSからDVDへの変換作業を行っています。といってもこれまた先日買ったHDD/DVD/VHSレコーダーにテープとDVD-Rディスクを放り入れてボタンを押すだけなんですが。コピー・ガードされた作品は、「出来ません!」という表示が出ます。
1980年代の作品とか観てると、いやぁ、懐かしいです。音もファッションも70年代やその後の90年代あたりと比べて浮いている感じが堪りません。(笑)もっともグレイトフル・デッドに関してはあまり変わらないのですがね。
で、今夜発掘したのは、1983年に発売されたヴィデオ「WHEN THE MUSIC'S OVER」というもの。これはロック史上に残る11人の偉大なミュージシャンをライヴ・シーンとJBチャック・ベリー、スティーヴィー・ウィンウッドなどのミュージシャンへのインタビューで構成されたものです。
取上げられているミュージシャンはというと、ビル・ヘイリー、バディ・ホリーサム・クックオーティス・レディングジミ・ヘンドリックスジャニス・ジョプリンジム・モリスン、ジム・クロウチ、キャス・エリオット、エルヴィス・プレスリーそしてジョン・レノンといった面々です。
ロック史からいうとまぁ妥当なところと言えるのでしょうが、ジム・クロウチが入っているところがアメリカのものらしいですね。個人的にはボブ・マーリー、ジェリー・ガルシア(時代的にもっと後ですが)のものも観てみたいものです。
このところ好きなミュージシャンや作家などが相次いで亡くなっています。この日記でも取上げたことがあるスペンサー・シリーズで有名なロバート・B・パーカーも亡くなったと友人の日記で知りました。読者と共に成長していく長寿のシリーズ小説が読めなくなるのは淋しいです。
とはいうものの作品は残り、それをまた読んだり聴いたりすることで、新たな発見もあるかもしれません。別に名を残そうなんてことは考えたこともないのですが、自分が生きてきた証のようなものを一つでも残せたらそれは幸せな人生なのかもしれません。
「WHEN THE MUSIC'S OVER」はザ・ドアーズのジム・モリスンの曲名でもあったと思いますが、一つの音楽が終わってもまた次の音楽が流れてくる、そんな人生を送りたいものです。