フィルモア最后の日

bearsmick2010-01-12

寒い夜です。なんでも天気予報では雪になるということ、これでは誰だって夜に外出しようとは思わないかもしれません。
ということで今夜は、誰もベアーズ・カフェにやって来ません。これ幸い!?とせっせとVHSヴィデオ・テープをDVD-Rにダビングするという作業をやっていました。(笑)
VHSはアナログなので、2時間あるものはしっかり2時間かかるということです。ベアーズ・カフェの営業時間にちゃっかり、ストリング・チーズ・インシデント「エヴォリューション」、映画「フィルモア最后の日」、トム・ペティ&ザ・ハートブレーカーズ「ハイ・グラス・ドッグス★ライヴ・フロム・ザ・フィルモア」の3作品をダビングしながら観ていました。久しぶりに観たのですが、自分で買ったり、TVから録画して残していたものなので、それはそれは楽しめました。(笑)
特に「フィルモア最后の日」は、ずーっとDVD化されていなくて、やっと昨年アメリカ盤が出たばかりですが、日本ではまだ出ていないと思います。この作品は、有名なサンフランシスコのライヴ会場であったフィルモアのクロージング・コンサートを追った映画なので、いかにライヴ・シーンが多くて楽しめるといえど、英語が出来ない僕には字幕スーパーは必要なので、輸入DVDは買わず以前TVで放送されたもの(もちろん字幕があります。そして嬉しいことに歌詞にまで字幕が付きます。)を録画したVHSで楽しんできた訳でした。
当時のサンフランシスコの文化は、若かりし僕に多大な影響を与えてくれたもので、グレイトフル・デッドはその最たるものです。他にもクィックシルバー・メッセンジャー・サーヴィスやホット・ツナ、イッツ・ア・ビューティフル・デイ、コールド・ブラッド、サンタナといった好きなバンドが大挙して出てきます。
そのサントラ盤は、LP3枚組みに豪華ブックレットが入ったボックスもCD2枚にオーナーであったビル・グレアムのインタビューが加えられたセットも持っているのですが、映画をDVD化したことで、暫くはより一層楽しむことが出来そうです。
映画になったということは、当然まだまだ使われなかった映像があるということだと思うので、昨年出たウッドストックの4枚組DVDセットのようなものが、今後発表されることを持ちたいと思います。コンプリートBOX楽しみです。