WEIR HERE

bearsmick2010-01-11

今日は店も休みなので家でPCやヴィデオ・キャプチャーのインストールなどをマニュアルとにらめっこしつつ格闘していました。僕は根っからの文科系なので弱いのですよ、技術系や理数系なものに。それでも文化系だから、読むことでどうにか理論的に理解して、今まではどうにかなってきたということです。(笑)
でも今日のインストール〜設定は分からないことがありました。まずマニュアルに書いてあることにならないのですよ、どうなってんだっ!?て一人憤っておりましたです。(笑)
そんな時は、好きな音楽に身を委ねるに限ります。ということで今日は、これまた店の棚から発掘してきたグレイトフル・デッドのもう一人のギタリスト&シンガーであるボブ・ウィアーのベスト・アルバム「WEIR HERE」を聴いていました。
このCDは5年ほど前に買ったと思うのですが、最近はすっかり忘れていて聴いていなかったものです。ソロ名義やデッド以外のバンドでの活動でのスタジオ録音とライヴ音源での2枚組みで、たっぷりボブ・ウィアーの音楽を楽しむことが出来ました。
スタジオ編では、キングフィッシュ時代の曲が聴けるのも嬉しいし、ソロ一作目の「ACE」は今聴いてもナイスです。といってもまんまグレイトフル・デッドなんですが。(笑)
ライヴ編ももちろんデッドでボブ・ウィアーがヴォーカルを取る曲がメインなのですが、未発表ヴァージョンも多くてそれなりに楽しかったです。そして最後に入っていたデッド解散後のバンド「RAT DOG」でのボブ・ディラン・ナンバー「戦争の親玉」のリハーサル・ヴァージョンもファンにとっては嬉しいものです。
そういえば一枚目のスタジオ編の最後にも有名なカントリー曲「ワバッシュ・キャノンボール」が入っていてブルーグラス・スタイルで演奏しています。この曲は高田渡では「しらみの旅」で知られていますが、デッドの出自がジャグ・バンド/ブルーグラス・バンドだったことを考えると納得できます。
ともあれ、こんなお楽しみもあるから、オフィシャル盤はほとんど持っているに関わらず、ベストものが出るとつい欲しくなったりして「ジェリーも良いけどボブもね!」という今日の時間でした。(笑)