寒い夜に太陽が

このところ、急に冷えこんで山間部では雪も降ったそうです。そんな中、今夜は熊本を拠点に活動する二組の歌姫を迎えて「サンシャイン・ナイト」と銘打たれたライヴを行いました。
先ずは、ベアーズ・カフェ２回目の登場となるチェイシング・ドラゴンから。昨年の「ロック・オン玉名」でもＤＳＤと一緒でした。
チャリティー・ライヴを頻繁に行っているチェイシング・ドラゴンは、ヴォーカルとフルートや各種鳴り物を操るマイさんとギターとヴォーカルのシュウさんの夫婦ユニットですが、今夜はジャンベとピアノカにcobyチャンが加わってのアコースティックでちょっとアシッド・フォークな感じも入ったなかなか素敵な演奏を聴かせてくれました。フルートの音色って良いですね。

ギターにりゅうじ君をフィーチャーしたcobyちゃんは、元々「ダブ・ロッカーズ」「壷」といったレゲエ・バンドをやっていた人なので、基本にレゲエが根付いていそうです。そしてそれが無理なく消化された感じが、実に良いグルーヴをかもし出しています。本人曰く「まだギターを始めて６年くらいしかたっていないので、ヘタですが。」ということでしたが、なかなかどうして良い感じである種貫禄も感じさせる歌と演奏を披露してくれました。ギターでサポートしていたりゅうじ君も良い味出していて、ほんと背中から暖かい太陽の光を受けているかのような幸せな雰囲気を感じました。


オリジナルの曲に混じってボブ・マーリーの曲（レデンプション・ソング、ノー・ウーマン・ノー・クライ）もやってくれたのですが、それもすごくはまっていました。

ライヴが終わってお客さんもちょっと退けた後も、セッション・タイムが続きました。サムチンのウクレレも僕のハーモニカも混ざってけっこう良い感じのセッションになりました。まぁ、自画自賛ですが、こんなのも楽しい事の一つです。（笑）


最後まで残っていてくれた人と一緒にお決まりの記念撮影。今夜は女性客もいらしたからか、女性シンガーがメインだったからか、ほんと暖かい良い感じのライヴでした。「サンシャイン・ナイト」というタイトルに偽りなしの夜でした。