小山卓治ライヴat多良木石倉

bearsmick2009-12-13

ベアーズ・カフェではけっこう頻繁にライヴを行っているのですが、たまには他のところでのライヴも楽しんでみたいと、今夜は多良木町にある交流館「石倉」で行われた小山卓治さんのライヴに行って来ました。
小山卓治さんのことはよく知らなかったのですが、彼がデビューした1983年頃のイベントでのパフォーマンスはTVなどで観る機会があって、ブルース・スプリングスティーンみたいな感じだなぁ!との思いはあったものでした。当時、人気だったスプリングスティーンの影響が伺われたミュージッシャンは他にも佐野元春さんなんかもいたのですが、当時の僕はレゲエやアフリカの音楽に興味が移っていった時期なので、どうも聴き込んだ覚えはありません。
最近、マイミクで福岡を拠点に活動しているロック・バンド「コーガンズ」のヴォーカリスト、ジンロウ君が、彼の日記で「親戚の女性が小山卓治さんと結婚したので、親戚になっちゃった。そして一緒にライヴもしちゃった。」と書いていて、そこで小山さんも熊本出身だということを知ったのでした。
で、今回のライヴも奥さんの出身地である熊本県多良木町で行われる、それも彼女の親戚一同が頑張って企画したコンサートということで、オマケにその親戚が、ベアーズ・カフェのバー焼酎でもある「球磨の泉」を造っている那須酒造ということも僕の興味をひくのに一役買ったのでした。だって那須酒造の若旦那であるY君は、球磨ロックの仲間だったし、良い若者なんですもの。そして彼のお父さんは、僕の亡くなった姉貴の同級生だったと思います。
というわけで、カミさんの運転であるぽ君と一緒に多良木へと向かったのでした。手作り感満載の会場には、手作りの料理やビールやワインそして当然の焼酎などの飲み物が用意されていて、飲み物は一杯目は無料、食べ物はなんと無料と言う、なんとも素晴らしい今夜のライヴでしょう!(笑)もちろん「球磨の泉」もちゃんと用意してあって2杯目以降は一杯300円とこれまた破格の値段で嬉しい限りです。僕もあるぽ君もちゃっかり飲む気満々でカミさんに運転を頼んで来たのですから。
ステージ正面の前から2列目あたりのテーブルをサムチン、ナテっち、やまばばさんなんかと占めてライヴに臨みました。始まる前から適度のアルコールと料理で盛り上がるのもそりゃ仕方が無いということですね。(笑)
さて、メインのライヴはというと小山さんの甘い歌声で、思っていたよりポップでメロウな感じの曲が多かったようです。マーシーという若干28歳の若いギタリストとのコンビネーションはなかなかカッコよかったっです。そしてピアノでの弾き語りも披露してくれたのですが、全般的にちょっと軽い感じがしたのは、日頃ベアーズ・カフェで濃厚でガッツリしたライヴを経験しているからでしょうかね。(笑)
ともあれライヴ終了後、ちょっと話した小山さんは爽やかで優しそうな人でした。
たまには、違う場所でのライヴも楽しいなと思った今日のライヴでした。