僕のドク、僕の音、僕の歌

bearsmick2009-12-05

いやぁ、素晴らしかった、カッコ良かった藤井裕さんのライヴ!伯父さんの看護でちょっと疲れ気味のカミさんも、「いいリフレッシュになった。」と喜んでいました。もちろん僕の身体もずーっとリズムに合わせて動きっぱなしで、本当にグルーヴィーでカッコ良いライヴでしたよ。
ジャンベ奏者のいか松さんとの二人のステージだと思っていたのに、来年メジャー・デビューするという若いデュオ「なおしん」と一緒にやって来て、4人でのグルーヴィーなライヴをやってくれたのは、嬉しい想定外といったところでした。
藤井さんとは、初対面だったのですが(もちろん上田正樹とのサウス・トゥ・サウス石田長生とのガス、金子マリとのヴォイス&リズム、忌野清志郎とのラフィ・タフィといった長い活動歴は一方的に知っていました。)、彼の気取りの無い対応もあって、昔からの知り合いのような良い感じで今夜のライヴに臨むことが出来ました。
元々ベーシストなので、ギターを弾きながら歌うというのは3年ほど前から始められたとのことですが、今夜のライヴもベースの弾き語りから始まりました。

サウス・トウ・サウス当時、一回¥1000で同じバンド・メンバーの有山じゅんじにギターを習っていてスリー・フィンガーを習得したなど当時のエピソードを披露しながら楽しくライヴは進んでいきます。


「なおしん」の二人を加えて徐々にポップでロックな感じになっていきました。途中「なおしん」も二人で2曲歌ってくれました。なるほど、現代の若者なコーラスもバッチリきまった歌を披露してくれました。

休憩をはさんでの2部は、もうバリバリのファンク・ベース炸裂のライヴです。いやぁ、もうカッコ良い!の一言です。「なおしん」の二人がいて、本当に良かったかも。ギターのリードも入って素晴らしいインター・プレーも楽しめたし。そして友人のタツレピッシュのベーシスト)が言っていた「日本でクールはファンク・ベースは細野晴臣さん、ホットなファンク・ベースは藤井裕さん!」を体感できたのですから。
本人がライヴ中に言っていたのですが、紆余曲折あった音楽人生で影響を与えてくれたバンドが二つあるそうで、一つは子供の頃に出会ったビートルズ、そしてもう一つは80年代になって、この先を考えた時に出会ったレッド・ホット・チリ・ペッパーズだったそうです。これもまた僕にとって十分納得出来ることです。レッチリは僕も好きだし、そこのベーシストのフリーも凄いしね。
そして何より自分で歌うことのきっかけを作ってくれたのは、やっぱりキヨシローとのことでした。2年前に発表された初ソロ・アルバム「フジーユー」はそのキヨシローと二人だけで作られたそうで、もちろん今回のライヴもそのアルバムからの曲が多かったのは当然でした。

今夜観に来てくれたお客さんの中で一番ノリノリで楽しんでいた?有山君との写真。良いライヴを経験するとモチベーションあがるのは確かです。ねっ、有山君。(笑)
今年5月2日に亡くなった忌野清志郎に縁が深いミュージシャンが二人、8月の三宅伸治と今回の藤井裕と、こんな田舎にあるそしてお客さんも少ないベアーズ・カフェまで来てくれたことに、「一生ロックし続けろよ!」という僕に対するメーッセージを感じたりして。(笑)