ザ・バンドの連中はデッドと仲良し

bearsmick2009-10-23

このところボブ・ディランザ・バンド関係の音源&映像をこれでもかと言うくらい楽しんでいます。先日も書いたように、これもみんな「たけさん」のいおかげです。ほんとありがたいものです。
で、今年出たばかりのレヴォン・ヘルムのCD「エレクトリック・ダート」に針を落とすと(この表現が出来なくなったのは淋しいなぁ!笑)というかプレー・ボタンを押すとグレイトフル・デッドのカントリー・タッチの曲「テネシー・ジェッド」のカヴァーで始まりす。
喉頭ガン(だったけ?)から回復したレヴォンが元気に歌っているので一安心です。このアルバムのプロデュースは、ボブ・ディランやザ・デッド(ジェリー・ガルシア亡き後、残ったメンバーで活動しているバンド)での活動でも知られるマルチ・プレーヤーのラリー・キャンベルです。良い仕事してますね、ラリーさん。
映画「フェスティヴァル・エクスプレス」でも分かるように、デッドのメンバーとバンドのメンバーには交流があり、けっこう仲が良さそうです。そういえばジェリー・ガルシアが亡くなった時に出たザ・バンドのアルバムには「ジェリーに捧げる」という言葉が添えられていたものでした。
今回たけさんから頂いたCDの中に、リック・ダンコの「タイムズ・ライク・ディーズ」とガース・ハドソン「ザ・シー・トゥ・ザ・ノース」もあったのですが、このどちらにもデッドの曲が入っていました。リックのには「リップル」、ガースのには「ダーク・スター」です。どちらの曲もデッド好きには堪らない選曲ですよね。

残念ながら我が国日本では、デッドもバンドもそう人気があるとは言いがたいかもしれませんが、僕が好きなバンドやミュージシャン同志も仲が良かったというのは、なんだか嬉しいものです。それぞれを聞き比べるという楽しみもありますしね。