ビートルズを嫌いなやつなんて・・・

bearsmick2009-09-16

先日の9日に発売されてニュースでも大々的に取上げられていたザ・ビートルズのステレオとモノのボックス・セット。聞くところによると売り切れ店続出らしいですね。こんな高額商品がそんなにも売れるのでしょうか?ことビートルズに限っては世の中の不況とは無縁なのでしょうか?(笑)
僕はといえば、どちらも買っていません。が、ロック好きとしては一応聴きたいものです。という訳で両方のボックスを買った友人から音源を回してもらってこの数日店でずーっと聴いています。なんせタップリとあるものだから聴き応え満点です。
もちろん僕は小学生の頃からビートルズは聴いてきたし、3歳上の姉と一緒にお小遣いを出し合ってシングル盤を買っていたものでした。ばっちしリアル・タイムの世代ですからね。ですが、生来の天邪鬼体質からか、ビートルズよりストーンズ派を自認したりしてきたものでした。当時買っていた7インチ・シングル盤は、実家に置いていたんだけど、いつしか散逸してしまっていて手元にありません。これは実際残念です。LPやCDも全てのタイトルを持っている訳でもないので、今回のこのボックスは是非聴いてみたいという気持ちは間違いのないところなんですが、いくらリマスターされて音が良くなっていたところで、ビートルズが作った音楽は良い意味で変わらないわけだし、今回のボックス・セットはレコード会社の策略以外の何物でもないと思っていたのも事実です。(笑)
ところが実際今回の音源を聴いてみたところ、その音質の良さにビックリ、そしてビートルズの音楽にも新たに感動を覚えたりして・・・、すっかりビートルズ信望者になってしまったかのようです。なにしろベアーズ・カフェの、さして良いとは言えないオーディオで聴いても、素晴らしい音の広がりと音楽の素晴らしさを体感出来たのですから。一緒に聴いていたそのボックスの所有者の友人(素晴らしいオーディオ・システムも持っています。)もベアーズ・カフェの音響/鳴りの良さを認めて、「これはロック好きのマスターの気というか念が入っているからに違いない。」と言っていました。(笑)
まさしくザ・ビートルズは20世紀を代表する音楽家たちであり、ロック好きな人にビートルズが嫌いな人はいないんじゃないかと思う次第です。その後に大きな影響を与えたのは事実だし、僕が大好きなグレイトフル・デッドビートルズ・ナンバーはたくさんカヴァーしてますもんね。(デッドが演奏しているビートルズ・ナンバーばかりを集めたCDがあるそうなんですが、これは聴きたいです。古金屋さん、これを読んでいたらコピーお願い!)