ディランとデッド

bearsmick2009-09-02

なんだかお疲れモードの一日でした。定期的にエビス生ビールのディスペンサーの内部を取替えに来てもらえるんですが、今夜がその日だったので、つい自分で飲み過ぎたからかもしれません。(だって、やっぱり美味しくなりますからね。笑)
ともあれ、まだまだ暑い日が続いています。美味しい生ビールを飲みに来て下さいね。そうでないと自分で飲んじゃって、自家消費量は上るは酔っ払ってしまうはで、大変なことになりそうですから。(笑)
先日、横浜に住むネット上の友人からたくさんのDVDが送られてきました。このブログを読んでいてくださる人なので僕の趣味もよく知っていらっしゃるのでしょう、興味深いものがたくさんありました。ほんとありがたいものです。
で、その中にボブ・ディランが人の曲ばかりを演っているのを集めたものがありました。時代も1963年から2004年と長期に渡っているので、僕のようなディラン・ファンにはディランのライヴの変遷も伺えてそれはもう楽しいものです。
よく知られたことですが、ディランはグレイトフル・デッドと一緒にツアーをやって以来、ディラン本人もライヴ活動を頻繁に行うようになり(ネヴァー・エンディング・ツアーと呼ばれるようになりました。)、自分のオリジナルだけでなくいろんな曲をカヴァーするようになったみたいです。元々がロックンローラーなディランですから、そう驚くことはないのですが、それでもローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」を演っている姿を観たりするとちょっとビックリしちゃいます。(笑)
で、そのツアーのおかげでか、デッドはデッドでたくさんのディラン作品を演るようになりました。デッドでもディラン作品だけを集めたCDも出てるし、ジェリー・ガルシア名義でも同じようなCDが出ています。もちろん両方とも好きな僕ですからもっていないことには始まりません。(笑)
ところで、このDVDにはディランが歌うデッド・ソングが「フレンド・オブ・ザ・デヴィル」と「アラバマゲッタウェイ」の2曲収められています。「フレンド・オブ・ザ・デヴィル」はフォーキーな良い曲なのでこれまでもいろんなミュージシャンにカヴァーされてきたのでビックリしないのですが、「アラバマゲッタウェイ」は軽快なロックンロール・ナンバーなのでちょっとビックリしちゃいました。そしてさして上手とは思えないギター(失礼!)もたくさん弾いています。やっぱりディランはロックンローラーなんですね。(笑)
他人の曲をカヴァーしたものを聴くというのは面白いことです。いろんな人が良いと思う曲をその人なりにカヴァーすることでその曲が広まっていってスタンダード化していくのだとも思います。
今までは圧倒的に自分の曲がカヴァーされてきたディラン、反対にそんなディランがカヴァーする曲が一同に会して聴ける/観れるこのDVD、これはもうお宝です。