休みの日は映画を観よう

bearsmick2009-08-16

お盆でけっこう忙しかった人も多かったらしく、友人のWEB日記を読んでいても、この期間飲みすぎたりした人が多くて、今日の日曜日は家でユックリという人が多いみたいです。かく言う僕も、このところよく飲んだので今日は温泉に行って(そこであるぽ君には会ったけど)ユックリと過ごすことにしました。それにしても家で飲むとちょっとの晩酌でビールを飲んだだけでもすぐに酔っ払ってしまうのは、やぱっり緊張感の違いですかね。
ということで今日は、録画していた映画を2本とTVでやっていた映画を1本観ました。まずはアカデミー賞受賞で話題になっていた「おくりびと」、さすがに淡々としながらも日本的な叙情もあって良い映画でした。死に向かう旅発ちは誰にでも訪れるものですが、それを職業にすることで忌み嫌われることや、親しい人の死で分かるその重要性などわが身に置き換えても・・・ね。出演者も良かったですね。
次は福山雅治の「容疑者Xの献身」。これはTVでヒットしたドラマの映画化らしいですが、僕は全く観たこともなかったものです。カミさんがけっこう面白かったというので観たのですが、なるほど物理学者が謎解きして事件を解決するという趣向は面白いかも。でも、この映画はサブ主人公というべき堤真一(主人公の友人で数学者役)の演技力で持っていたのかも。まぁ、福山雅治が良い男だというのは認めますがね。僕と同じ九州男児でちょっとスケベなところなんてほとんど同じなんだけどなぁ・・。(笑)
そして遅い時間にはWOWOWで日活ロマンポルノをここ数日放送しているので、つい懐かしくなって今夜の「女教師」を観ました。いやぁ、若かりし頃はお世話になったものです、ロマンポルノ。(笑)
1970年代初頭から80年代終盤まで作られた日活の低予算映画がロマンポルノだった訳で、それまでのピンク映画とは一線を画していたものでした。だって10分に一回エッチなシーンを入れるという約束事があっただけで、その他は監督の裁量に負かされていたそうですから、けっこう面白い映画も作られたものでした。実際ロマンポルノを経由して世に出てきた監督や役者さんは多くいたものです。
で、今夜の「女教師」ですが、主演は永島暎子、若き日の古尾谷雅人も出ていました。ロマンポルノにしては配役も豪華で時間も1時間40分と長く大作だったことが伺えます。内容的にも学校や社会への問題提起が伺え、いやぁ時代を感じさせてくれましたが、そこはそれロマンポルノな訳で10分に一回のエロいシーンがあるのでした。(笑)