ギブソン

bearsmick2009-07-28

ギブソンというと音楽/ギターが好きな人だったらとても馴染がある名前だと思います。が、今日取上げるギブソンはカクテルのほうのギブソンです。
先日取上げたカクテルのマティーニと同じお酒(ドライ・ジンとドライ・ベルベット)で作られるギブソンですが、その違いといったら、カクテル・グラスのなかに沈めるオーリーヴとカクテル・オニオンの違いです。もっとも僕はバーテンダーの師匠筋であるバー・ラジオ(原宿にある有名なバー)の流れを汲んでいると自負しているので、マティーニはステア、ギブソンはシェイクして作ります。
シェイクすると空気と一緒に混ざるので口当たりはまろやかになります。ということでマティーニよりギブソンのほうが急激に冷やされてまろやかな味なのですが、マティーニのほうがキリッと鋭い味になるわけで、これはもう好みということになります。

ところでギブソンには、カクテル・オニオンが絶対いるのですが、なかなか手に入らなかったということは先日の日記で書いた通りです。それを読んだKさんがわざわざネットで探して、マラスキーノ・チェリーとスタッフド・オリーヴ(中に詰めてあるのが赤ピーマンでなくてレモンのものですが)と一緒に持ってきてくれました。それもお洒落にカゴに入れられ小さな植物も添えられていました。本当にありがたいことです。Kさんには時間がある時、是非味わっていただきたいものです。
ということで今夜も来てくれたお客さんに、人吉に帰ってきてから初めて作ることが出来たギブソンを飲んでもらいました。果たしてお味はどうだったのでしょうか?もちろん僕も試飲という名目で頂いたのですが。(笑)
そうそうこのカクテル・オニオンを使ったオリジナル・カクテルもあるので、それもお試しなってください。なんだかベアーズ・カフェが本格的なバーに思えてくる、そんな気分になるかもです。(笑)