土曜の夜だというのに・・・、女性シンガーでも聴いてみよう、観てみ

bearsmick2009-07-18

夏休みに入った(もっともここ人吉には大学はないので関係ないといや関係ないのですが)土曜日の夜だというのに人通りも少なくイマイチ活気がありません。土曜日の賑やかさや忙しさを期待して(笑)店に手伝いに来ているカミさんも拍子抜けの様子で、なんか女性ミュージシャンのヴィデオでも観たいと言います。
ということで、最初はジョニ・ミッチェル「シャドウズ&ライツ」、それからボニー・レイットの割と最近のライヴ、さらにスーザン・テデスキの「オースティン・リミッツ・ライヴ」と続けざまに観ました。
実は、あまり女性ミュージシャンは得意ではないのですが、ギターを抱えて歌う女性シンガーには得も知れず惹かれてしまったりします。(笑)今夜の3人のミュージシャンもそれぞれ個性的ですが、ジョニ・ミッチェルはやっぱり凛とした強さと素晴らしさがありますね。この時のバック陣もギターのパット・メセニー、ベースのジャコ・パストリアスなど当時バリバリのジャズ・ミュージシャンで、それはそれは高度に素晴らしい演奏を魅せてくれます。
次のボニー・レイットは、グラミー賞をとって現在に至るノッている時期のライヴなので、余裕綽綽とても楽しいステージングです。ベン・ハーパーノラ・ジョーンズらのゲストも豪華ですが、やっぱりボニー姉さんのスライド・ギターが素晴らしいです。今夜最後はボニー・レイットの1977年のライヴ(この時期、日本にも来てコンサートをしましたね。観に行った記憶あります。)も観たのですが、若いのに渋いというか、素晴らしく味わい深い演奏が素敵です。
現代のギタリストを代表するくらいになったデレク・トラックス(自身のバンドやオールマン・ブラザース・バンドで活躍中、エリック・クラプトンとも一緒に来日したこともありました。)の奥さんでもあるスーザン・テデスキですが、先の2人ほど花はないもののブルースに根ざした簡素な佇まいが好感を持たせてくれます。決してメチャ上手というほどではないのですが、ナンというのでしょうか共感を持たせてくれるステージングです。ブルースのみならずボブ・ディランの曲のカヴァー・センスも素晴らしいです。
という具合に、今夜はたっぷりと女性シンガー&ギタリストの映像を楽しみながらお客さんとの会話を楽しんでいたのですが、恋話や音楽話で盛り上がりました。ということで、恒例の記念写真を。来週に迫ったフリー・マイク・ライヴに出演を決心したお二人さんです。