ランブリン・ジャック・エリオット

bearsmick2009-07-16

今夜は尾城夫妻&Cちゃんのお姉さん、そしてあるぽ君と同世代の友人たちと楽しい時間を過ごしました。それにしてもCちゃんのお姉さんがまたしても人吉に居るのにビックリしました。だってつい先日の5月に北海道から人吉に来ていらしたばかりですもの。それもわざわざ涼しいであろう北海道からこのムシムシと暑苦しい九州のこの時期の片田舎にですよ。(笑)
一緒にストーンズの映画「シャイン・ア・ライト」やザ・スィンギング・バッパーズのDVDなどを観ながら、もちろん美味しい「生命の水」を頂きながら、楽しい会話に花を咲かせていたのですが、その昔話の中で初めて観た外タレのコンサートは?という話題になりました。
僕は1972年に上京、尾城君は一年遅れの73年に上京してきたのですが、以前も書いたように最初の1年間は同じ部屋に住んでいました。まだ当時は外タレのコンサートは少なくて、コンサートやライヴには良く行っていたのですが、それは日本のミュージシャンやバンドが多かったのです。
で、話していたところどうも二人で一緒に行った1974年1月の「ランブリン・ジャック・エリオット」のコンサートが、外タレ初体験のようです。たしか有楽町のよみうりホールだったと思うのですが、共演が友部正人さんで、最後に二人で「住む家とてなく」をジャックはもちろん英語で、友部さんは日本語で一緒に歌われたのを覚えています。
このランブリン・ジャック・エリオットという人は、ウッデイ・ガスリーのお弟子さんのような人で、ボブ・ディランのお兄さんに当たるような人です。当時発売された来日記念盤(写真。作品そのものは1968年か9年に発表されたもののようですが)も買って持っています。そして、最近もまた77歳になったランブリン・ジャック・エリオットの新作CD「ア・ストレンジャー・ヒアー」が発売されたのです。

このCDは大阪の友人から送ってもらったのですが、それはそれは素晴らしい内容です。老いてますます盛んというのでしょうか、その古いブルースを題材に取ったこのアルバム、最近の愛聴盤になっています。先日のローリング・ストーンズもとても平均年齢65歳のバンドとは思えないくらい若々しさにあふれていたのですが、それとは違ったカッコいい歳の取り方、作品に仕上がっています。プロデュースのジョー・ヘンリーやバックのミュージシャン(ここにもディランと同じくロス・ロボスのデヴッド・イダルゴが参加しています。)の力も大きいのでしょうが、やっぱりメインの人がちゃんとしていないと、なかなかこうは行かないと思います。
僕なんてまだまだ若造だなぁ!と思わされ、ちょっと勇気づけられたりする今日この頃です。(笑)