故人に思う

bearsmick2009-07-08

といったって民主党代表の故人献金問題じゃないよ。(笑)
巷では、マイケル・ジャクソンの死亡〜お葬式のことがニュースやなんかで流れているのですが、マイコーに関しては、個人的にはあまり思い入れもないので通り一遍の感想しか持てません。とはいうものの僕でさえジャクソン5や「オフ・ザ・ウォール」はLPで持っていたりするので、あの時代のポップス界におけるマイコーの影響力と果たした功績は大きいのでしょうね。当時の子供たちはムーン・ウォークごっことかしていたんだろうし、真似て踊っていた人も多かったりするんでしょうね。
それにしても歳を追うごとに整形/形成手術のおかげ?でナニ人だか分からなくなっていったマイコー、後見人のダイアナ・ロスや妹のジャネットやらと同じような顔になっていったのが痛々しくもあり笑えたりもしたものでした。
まぁ、何はともあれご冥福はお祈りしたいと思います。
ということなのですが、自分の中ではまだキヨシローのほうがリアリティーを持っています。先日本屋に行ったら、ロッキング・オンの特別号「忌野清志郎 1951-2009」というのが出ていたので、初めてロッキング・オン・ジャパンを買いました。
何故か今までロッキング・オンというか渋谷陽一氏とは、ノリが合わないところがあったので、ちゃんと付き合って読んだことがなかったのですが、まるごとキヨシローのこの本は、なかなか読み応えがあって面白かったです。なんでもキヨシローと渋谷氏は同じ歳ということもあってインタビューも進んでいたのかな?時代を追っての構成も分かりやすくて良かったです。結局キヨシローはいつの時代も、時代に媚を売らず自分であり続けていたという事なんでしょうね。
で、今夜も少ないお客さんが退けた後、一人でキヨシロー生前最後のTV出演となったNHK「SONGS」の完全版を録画したDVDを観ました。昔からの名曲と共に最後の「夢助」からの曲をライヴで歌っているのですが、ここでの「雨上がりの夜空に」はサビの部分の歌詞が違います。シンプルながら深読みすることも出来そうな歌詞なんですが、僕もこれからはこの歌詞で歌おうと思いました。興味がある人は調べてみてね。