こんな年寄り見たことない

bearsmick2009-07-07

世界最高峰のロック・バンドであるローリング・ストーンズの映画「SHINE A LIGHT」が封切られた時は、たくさんの人が「こりゃ素晴らしい映画だ!」とおっしゃっていたので、映画館が近所に無い田舎暮らしの僕は、DVD化されるまで待つしかなかったのですが、ついに先週末に届きました。それもコレクターDVDボックスという完全限定版というもの。2枚のDVD(本編とインタビューやメイキングが収めらてたもの)とブックレット、そしてTシャツまでも封入されていました。ネット・ショップ某密林のお薦めでついクリック、予約していたのですが、こんな内容とは知らなかったので、そのTシャツが着れるかどうかは別として、ちょっともうけた気分です。だってけっこうな割引なんですよ。(笑)

で、先週の土曜日から仕事中にポツポツ観ていたのですが、ちゃんとまとめて観ていなかったのです。これまたよく言われていたことなんですが、この映画は大画面大音量で観ないともったいないということなので、友人Cちゃんちの特大スクリーン&音響で友人と共にビールでも飲みながらワイワイやりながら観たいと思っています。が、まだその機会が訪れないので、閑な今夜もまた店の小さなTVで観ていました。
まぁ、とりあえず全篇とボーナスのインタビュー(これがまたたっぷり収録されていて今夜はミック&キースにの二人分しか観れませんでた。)を観ることが出来ました。でもよっぽどのファンじゃないと飽きるかもね、インタビュー。もっともこんなボックス・セット買うのはやっぱり相当のファンなんでしょうが。(笑)
監督のマーティン・スコセッシは、音楽にも造詣が深く、古くはザ・バンドの「ラスト・ワルツ」、一連のブルース・ムーヴィー・プロジェクトもの、そしてボブ・ディランの「ノー・ディレクション・ホーム」といった素晴らしい音楽映画を手がけてきた人なので、相当期待していたのですが、評判に違わず良い映画でした。
それにしてもコンサート会場を駆け回るミック・ジャガーの姿といったら!とても60過ぎたおじさんとは思えません。なんでもストーンズ4人の平均年齢は65歳とか。こんな年寄りは見たことがありません。あのキース・リチャーズも顔は皺くちゃだけどちゃんと動いているもんね。そして一番年上のチャーリー・ワッツにいたっては、70歳?位のはずなのにちゃんとドラム叩いていますから。ロン・ウッドも加えた4人の姿、みんな細身のロックンローラー然としているのもさすがです。とはいえ自分を含めて細けりゃ良いとも思っていないのですが。だってジェリー・ガルシアとかは太っていたじゃない。(笑)
ともあれ、こうやって前人未到の世界を切り開いていくローリング・ストーンズはやっぱりすごいと思います。これまでもその時期その時期のステージを映像として残してきたストーンズ、これはまた人類の財産といえるのかもしれません。
店のスクリーンでも観てみるとしようかな。誰か一緒に観る人いませんか?