閑な夜はデッドを聴こう

bearsmick2009-05-07

楽しかった黄金週間も終わり、仕事も始まってまたいつもの生活に戻った我が国、見事にパタッとお客さんがお見えになりません。都会と違って仕事と家の途中にちょっと寄って一杯飲んで仲間と語るという習慣が出来づらい田舎なので、ある意味しょうがないことなんでしょうが、忙しい時と閑な時とのあまりにものギャプにギャフンな僕です。
昨日までの日記でお分かりのように、今年の黄金週間は音楽漬けで楽しい日々を遅らせてもらいました。そして本当に美味しいお酒もたくさん頂きました。という訳で身体の節々も悲鳴を上げています。いくら気持ちだけは若いつもりでいてもやっぱり身体は正直です。(笑)
そんな閑な今夜は、先日届いたばかりのグレイトフル・デッドの9枚組ボックス「ウィンターランド1973 ザ・コンプリート・レコーディングス」を聴いて過ごしました。
このセットには1973年の11月9日から11日までの3日間に行われたグレイトフル・デッドのショウが各日3枚づつのCDに収められていて、聴き応え抜群の内容になっています。そして僕がデッドのスタジオ録音アルバムの中でも大好きな一枚である「アウェイク・オブ・フラッド」の発表後のショウなので、そのアルバムに収められていた曲も演奏されているのが嬉しいです。
ご存知かもしれませんが、デッドのコンサートの音源は、デッド・ヘッズという彼らのファンの間では、シェアーといって無料で廻っています。が、きちんとオフィシャルで発売されたものを買うという行為もまたファンとしての正しいあり方であると思います。それにしてもおよそ15年前に活動をやめたバンドの音源が今尚こうして発表され続けているという事実に彼らの人気を思い知らせれます。日本ではあまり取上げられなったし、それほど人気もなかったんですがね。
ともあれ僕が経験できなかったこうしたコンサート/ショウの模様がキレイな音質で聴くことが出来るというのはありがたいものです。そうそうこのセットにはブックレットとともにオマケでデッドの缶バッジも付いていました。こうした思いやりも嬉しいものです。