涙が出るほど楽しい夜

bearsmick2009-05-06

ゴールデン・ウィークも最後なので、僕もちょっとお休みをもらうことにして、熊本までギター・パンダこと山川のりを君とアニキこと山浦智生君のライヴを観に行くことにしました。
先月、東京でお世話になった二人のミュージシャンが熊本でライヴをやるというので、これはお礼方々行かねばと思った次第、運転手役にナテっちを誘ってカミさんと三人で出かけました。
行きがてら古着屋にも寄って、安くて良いアロハなど数点のシャツをゲット、なかなか良い出足です。何しろ熊本市内にさえめったに出かけない我が夫婦、まったくと言っていいほど知らないのです。ナテっちにはほんとお世話かけました。(笑)
順調に会場のブレイカーズ・カフェの近くの駐車場のクルマを停めた僕らは、会場の前を通ってみることにしました。と、そこには丁度到着したのりを君たちがいて、再会の握手をして持参したお土産の球磨焼酎を手渡すことが出来、これまた順調な滑り出し、今夜のライヴも良い感じになるようなそんな予感がします。
時間はまだたっぷりあるので、久しぶりの市街地を散策、腹ごしらえの後、コーヒーを飲み一服すると、これまた幸せな時間が訪れます。それにしても熊本の街は人吉と違って賑やかだなぁ!キレイな女の子も多いし・・・。
開場の時間になったので、僕らにしては珍しく早めに会場に行き、どうせならと最前列の席をゲット、オッサンが目の前にいるとやりづらいだろうなぁと思いつつ、お酒を飲めないナテっちを後目にビールなどを頂きながら開演を待ちました。
まずは、アニキのセットからスタートです。熊本のミュージシャン、ベースの西君、ドラムのキリン君(名前を忘れたのですが、首が長いのでキリンとか首長族とか呼ばれていました。笑)を従えてソウルフルでファンキーなご機嫌なノリで最初から飛ばしていきます。バックのミュージシャンを現地調達するなんてチャック・ベリーのようですね、(笑)

お客さんも良い具合に入って、さすがに人吉とは違うなぁと思っていたのですが、会場にいたお客さんの中でも年齢的に僕は一二を争う年寄りだったかもです。が、そこはロックンローラーな僕、しっかり楽しみました。(笑)


何時ものようにパンダの着ぐるみでスタート、さらにそれを脱いで山川のりをに変身する時、会場にいた小さな男の子の顔がビックリしていたのを見逃しませんでした。その子のトラウマにならなければ良いのですが。(笑)

終盤になり、名曲「サイコー」を先ほどのアニキのメンバーと一緒にやってくれました。ほんと良い曲です。それも作者二人の共演という贅沢さです。
その後も幾度かのアンコールもやってくれたのですが、なんとRCサクセションの「ドカドカうるさいロックンロール・バンド」も飛び出しました。キヨシローと23ズで一緒だったのりを君のキヨシローへのはなむけでもあり今夜のライヴを〆るにも良い選曲でした。それにしても良い歌が多いです、ギター・パンダ。まっ、くだらないものの下品なものもあるけどね。それをみんな一つにひっくるめてギター・パンダ。素晴らしい!(笑)
冗談抜きで、今夜は一人の観客としてライヴを楽しんでいたので、いつもより心に響いてきたのでしょうか、涙が出そうな位感動もしました。
ライヴが終わって、さてどうしようかと思っていたら、主催者のチカちゃんから、彼女が営む店「凛や」で打ち上げやるから来ればというありがたい申し出、ここはありがたくお言葉に甘えさせてもらうことのしました。優しいなぁ、みんな。


いつも素敵で優しいチカちゃんとアニキを囲むカミさんとナテっち。
という訳で「凛や」へ移動して、結局2時過ぎまで楽しくて美味しい時間を過ごしてしまいました。それにしても手早く次々と美味しい料理を出してくれるチカちゃん、う〜ん、ただ者じゃないな、やっぱり。(笑)
そして今夜を締めくくるべく、のりを君のギターとヴォーカルに合わせてみんなでRCの「雨上がりの夜空に」を大合唱。みんなキヨシローが好きだったんだと再確認。きっと日本全国でキヨシローの歌が歌い継がれているんでしょうね。


明日から仕事が始まる僕たちは、そろそろ家に帰らなくてはいけません。後ろ髪を引かれながら「凛や」を後にすることにしました。と、その前にみんなで記念写真を。

今年の9月か11月頃には、のりを君、アニキのライヴをベアーズ・カフェでやることに決定です。それまで元気でいたいものです。そしてベアーズ・カフェも頑張って続くようにしないとね。
いやぁ、今日はほんとに3日分位の充実した一日でした。楽しい嬉し涙、感動の涙、そんな涙なら毎日流しても良いな。(笑)