窯開き

bearsmick2009-04-26

一人でコツコツとレンガを積み上げて石窯作りに精を出していたあるぽ君でしたが、土曜日の夜にベアーズ・カフェに来た時に「石窯も完成したから、明日にでも火入れしようかな。」と言います。それはそれは素晴らしいことなのと、ちょうどウチのカミさんも興味津々で、偶然にも「あるぽさんちの様子を見に行きたい。」と言っていたところだったので、どうせなら同級生の友人も呼んで今日の午後から、火入れ式と窯開きを行うことになりました。
一人で積み上げたレンガはちょっといびつながらもいかにも手作りといった風情もあってなかなかの仕上がりです。さっそく火を点けてみたのですが、積み上げたレンガの間から水蒸気や水の滴りとなって水分が抜けていくのがよく分かります。

「火がはぜる音が美しい。」なんてロマンティックなことを言いながら薪をくべる尾城君。
出来立ての窯なので、水分がなくならないと窯の温度も上がらないのかもしれません。それでも小一時間位たったら、ぐっと温度が上がり始め、ピザが美味しく焼けるくらいの温度まではアッという間でした。ということで持参したピザを焼いてみることにしました。
普段使っている電気のオーブン・トースターと違って、ほんとパリっと焼き上がりとても美味しいピザが出来上がりました。「コレはお店でも売れるくらい美味しいよ。」というお褒めも頂いたのですが、実際ベアーズ・カフェでもお出ししています。確かに石窯で焼いたようにはいかないもののソースは手作りなので、けっこう評判良いのですよ。(笑)


ひとしきりビールやワインでピザを頂いた後は、ジャガイモや玉ねぎ、そこに生えていた筍なども焼いてみました。どれも野菜本来の味というのでしょうか、甘味があって美味しかったです。塩をちょっとだけ付けて食べる、この美味しさ、堪りません。
いい歳した大人たちが、ワイワイ・ガヤガヤと楽しい時間を過ごしました。火を囲んで飲んだりするのは楽しいのは分かっているのですが、石窯を囲んで飲んだり歌ったりするのも良いもんです。新しい遊びがまた増えたな、あるぽ君。ありがとうね!今度は何焼こうかね。(笑)