東京ライヴ弾丸ツアー、その①4月3日下北沢

bearsmick2009-04-05

いやぁ、楽しかったなぁ!東京ライヴ。2泊3日で二晩のライヴ、まるで売れっ子ミュージシャンのようなタイトなスケジュール(笑)でしたが、本当にみなさんのおかげで幸せな日を送ることが出来ました。プロデューサーとして仕切ってくれたギター・パンダこと山川のりを君をはじめ宮武希ちゃん、アニキ、松ちゃんたちプロフェッショナル・ミュージシャンたち、会場を使わせてくれた下北沢「ラ・カーニャ」のイワちゃん夫妻、そして自由が丘「マルディ・グラ」のじろう君とみどりちゃん夫妻、そして何より忙しい中わざわざ足を運んでくださったお客さんたち、本当にありがとう!心から感謝します。
という訳で、この3日間のことを思い出しながら書いておきたいと思います。
4月3日は、仕事を終えて3時間弱の睡眠をとった後、高速バスにて鹿児島空港へ行き、2時間の待ち時間の後、スカイネット・アジア航空の飛行機(これがまた小さい飛行機で、ちょっと怖かったり。笑)で羽田へ。1時前に着いたのですが、ちゃんとのりを君がクルマでお迎えです。早速下北沢へと向かったのですが、お昼御飯に牛丼が食べたいという僕の希望に(だって、人吉には牛丼屋がないんだもん。笑)ちょっと遠回りしてもらいました。途中楽器屋に寄ってのりを君はギター弦を買い、僕は練習のし過ぎで親指の爪が割れたので(ホントか?笑)サム・ピックを買って下北の「ラ・カーニャ」を目指したのでした。
3時半に希ちゃんと待ち合わせてリハーサル開始です。今夜は同じ岡山の幼稚園、小学校、中学校出身だというのりを君と希ちゃんの先輩・後輩デュオの初コラボでもあるので、彼ら二人はけっこうちゃんと練習を重ねてきた模様です。素人の僕とは練習していないのにプロの二人がきっちり練習しているというのがナンですが、お客さんから御代を取るライヴな訳なので、ここは彼ら二人の力に頼ってしまいましょう。(笑)

僕も彼らと一緒に演る曲をちょっと練習して、開演前に希ちゃんと一緒にちょっと腹ごしらえに近所の「王将」へ。この「王将」も懐かしいかも、昔はよく来たもんでした。二人でビール&餃子、焼きソバで乾杯して今夜のライヴの成功を誓ったのでした。(って、そんな大袈裟なことではないのですが。笑)
衣装の問題があるので、今夜のステージはギター・パンダからスタートです。ギャグを交えて相変らずの楽しいステージングで場を盛り上げてくれます。

そして希ちゃんとのセットと続きます。ここまでは、本当にちゃんとしたプロフェッショナルのセットです。僕も客席で見ていたのですが、いやぁ、素晴らしかった。うん、ここまでで十分御代を払ってみる価値があるというもの。(笑)

さていよいよ僕のステージの始まり始まり。二人の後に演るのは正直辛いところもあるのですが、ここはひとつ肝を決めて演るしかありません。だって、僕の為に大勢の人たちがわざわざ時間を割いて来てくれているのですから。
まずは一人で弾き語ります。久しぶりのサム・ピックと多少の緊張感からフィンガー・ピッキングがメタメタです。(笑)

なんだかお客さんも緊張していらっしゃるのか、シーンとした感じが・・・。(笑)さぁ、気を取り直して、のりを君と一緒にロックします。徐々に盛り上がって、お客さんのノリも一体感を感じれるようになって来ました。みんな優しい、そして暖かい。(笑)

そして嬉しいサプライズが!
僕が久保田麻琴と夕焼け楽団が大好きなことは、みなさんもご存知でしょうが、なんと夕焼け楽団のギタリストだった藤田洋麻さん(現在は、藤田洋介&ザ・ミラクルトーンズ)が来て下さっていたので、一緒に演ってもらえることになったのです。というか無理を言って演ってもらったのです。本物のギターをバックに夕焼けの歌「いとしのマリー」を歌ったのです。これはもう幸せ以外の何物でもありません。(笑)

その後、これまた無理を言って大好きな名曲「星くず」を演ってもらいました。ほんとにありがとうございます。
さらにこれまた来てくれていたBUNちゃんとイサジさんにもステージに上がってもらって、彼らのユニット「ハイビスカス」の迷曲「お百度参り」まで演ってもらうという豪華さ!いやぁ、楽しくてバチが当たりそうです。(笑)

そして大団円のフィナーレへと。お客さんも全員参加の合唱で「ザ・ウエイト」これまた楽しかった。ありがたいことにアンコールも頂き、最後は「スウィート・ホーム人吉」で終わりました。

技術の進歩は凄いもので、すぐにこの夜のライヴを録音したCD-Rをもらって聴いたのですが、いやぁ、ラフ&ヘタです。ですが楽しさは伝わってきます。これもまた、全て来て下さったみなさんのおかげに違いありません。
昔の友人たちやネットで知り合った人たちに多数来てもらったのですが、キチンとお話したり写真を撮ることが出来なかったのが残念でしたが、本当にありがたく楽しい夜でした。





そうそう写真はありませんが、人吉が生んだ有名文化人とり・みき氏も忙しい中をわざわざ来て下さいました。ありがたいことです。
今回の上京の目的の一つでもある下北沢の「ぐ」(僕が若い頃から、凄くお世話になっていた店で、昨年末にマスターの陽介さんが亡くなったのです。だからどうしても行きたかったのです。)にもいちょっとだけ顔を出すことが出来たのですが、時間も遅くて「ラ・カーニャ」に戻ってきた時には、もうほとんどの人が帰ってしまった後でした。満足にお礼のあいさつも出来ずに申し訳ないのですが、この場を借りてお礼とお詫びを申し上げます。

その「ぐ」の蕾ちゃんとツー・ショット。昨年会えなかったのが心残りでしたが、今回遅ればせながら亡き陽介に球磨焼酎を持っていけたので良かったと思います。
その後は、昨年に続きFさん宅に泊めてもらい一日目は無事に過ぎていったのでした。
トゥ・ビー・コンティニュード・・・