グラミー賞

bearsmick2009-02-10

昨日WOWOWで恒例のグラミー賞の授賞式が放映されて、ライヴ中継ではかったるい気もしたので、カミさんに夜再放送される番組(編集されて見やすくなっていると思うからね)の録画をお願いして仕事に出かけたのでした。
いざ今夜そのヴィデオを観ようと思ったら3時間ほどの番組なのに2時間弱しか録れていません。どうも設定時間を間違われたようです。自分で録画しなかったのが、悪いといえば悪いので、ちょっと皮肉を言いつつ諦めて観ることにしました(笑)。どうも最初のほうが1時間ほど録れていなったようで、ヴィデオを再生してみるとS・ワンダーとジョナス・ブラザース(全く知らないバンドです。汗)の名曲「迷信」のセッションの様子が始まっていました。
友人たちのWEB日記などで、今回の内容などはあらかた分かっていたのですが、評判が良かったアラン・トゥーサンとダーティー・ダズン・ブラス・バンドのライヴを観れたのは良かったです。そして今回、主要部門の最優秀アルバム賞(他の賞も獲ったと思います)を獲ったのが、ロバート・プラントアリソン・クラウスの「レイジング・サンド」、このCDは昨年僕も買った数少ないアルバムの中の一枚です。発売されたのが一昨年だったので昨年のベスト・アルバムには選ばなかったのですが、レッド・ツェッペリン嫌いの僕も気に入っていたアルバムでした。そういえば昔のロバート・プラントとジミー・ページのアルバム「ハニー・ドリッパーズ」も意外と好きだったなぁ。何のことはない僕は、ゼップの派手なサウンドと甲高いヴォーカルが苦手なだけなんだなと改めて思ったりして。(笑)
ご存知のようにロバート・プラントは、ヘヴィー・メタルの始祖とも言われるロック・バンド「レッド・ツェッペリン(略してゼップ)」のヴォーカリストとして人気を博した人で、アリソン・クラウスはシンガー&フィドラーとしてブルーグラス界に出てきた歌姫です。この一見畑違いのシンガーを組ませてサウンドを作り上げたのが、Tボーン・バーネットという人で、この人は昔のボブ・ディラン人脈のミュージシャンでもあり、最近はプロデューサーとして活躍しています。レッド・ツェッペリンの再結成コンサートを辞退してまでこの作品に入れ込んだロバート・プラントの甲斐もあっての今回の受賞、素直におめでとうといいたいものです。
そうそうTVでもこの3人にベースとドラム、ギターが付いたバンドでの演奏がありましたが、これがまた渋くてカッコいいものでした。
さてとまた店に置いてあるこのアルバム、ちゃんと聴きなおしてみないとね。どうです?ご一緒に。