若夫婦と語る

bearsmick2009-01-23

先日ここに書いた「僕がベアーズ・カフェをやっている訳」にも書いたように、この仕事をしていると、いろんな人と知り合うことが出来ていろんな人の話を聞くことが出来ることというのがりましたが、そのいろんな人というのは男女、年齢、社会的地位ばどが関係ないということがあります。もっともホームレスの人が店に来ることは、まぁありえないのですが。それと「飲みに行く=女の子がいる店で飲む」という人もまた店の扉を開けた瞬間、アッここは違うという顔して退散されるのですが。(笑)
今夜は、近所で居酒屋をやっているJ君が初めて奥さんを連れてやって来ました。このJ君はパンク・ロックが好きな若者なのですが、何回か一緒のライヴに出演したこともあり、ロックの話をしたことがある人ですが、こと私生活の話などはあまりしたことがなかったので、今夜はちょっと楽しい夜になりました。

僕もカミさんと知り合って4半世紀以上経つのですが、ずーっと夜の商売をしているので生活の時間が合わないのが当たり前なんですが、若いJ君夫妻も主に奥さんのほうだと思いますが、そのことでちょっと悩みがあるようでした。ということで、人生の先輩として同じ飲食店を営んでいる先輩として、ちょっとばかりアドバイスなんぞをしてみたのです。まぁ、自分でも似合わないとは思うのですが、僕の話を真剣な顔をして聞いてくれる奥さんの顔が目の前にあったらねぇ。(笑)
いろいろ話していたのですが、何故かギター弾いて歌も歌うことになったり、二人が好きだというTWO-TONEのスカを聴いたりして、それなりに盛り上がったりしたのでした。それにしても何故若い人がTWO-TONEのスカが好きなんでしょうか?やっぱりあの時代のパンキッシュな感じが時代を超えるのでしょうか?そういえば当時の僕もスペシャルズの初来日ライヴ、大いに盛り上がって楽しんだものでした。
夫婦であれ友達であれ、同じ時間や空間を共有して、同じ価値観や世界を目指すということは、必要なことかもしれません。そしてお互いちょっと歩み寄ることも。
なんてことをJ君夫妻に語りつつ、実は自分に言い聞かせていたのかもしれません。(笑)