LPレコード

bearsmick2009-01-20

東京時代の友人の一人に高橋健太郎君という有名な音楽評論家、プロデューサー、ミュージシャンがいるんですが、現在彼は家の整理、片付けをしているようで、彼のWEB日記に1980年代のサンプルLPを貰ってくれる人はいませんかと書かれていました。これはチャンスとばかり手を挙げたのですが、こんな時は店を営んでいて良かったと思う時で、個人の家に置いておくよりたくさんの人に聴いてもらえる可能性があるところにあったほうが良いと思うのは当然(?)のことなのか、ベアーズ・カフェに合うようなレコードを見繕って一箱送ってらうことになりました。
ということでLP、ミニ・アルバムが66枚(中には2枚組のものもありました)送られてきたのですが、このレコードを処分しないことと自分が書いたライナー・ノーツがあればそのレコードを教えるということが条件でした。そんな訳でそれぞれのレコードを箱から取り出してライナー・ノーツの署名をチェックしながら何枚かのレコードを聴いていました。
中にはレコードが入っていないものやライナー・ノーツがないものもあったのですが、当の健太郎君が書いたものは一枚だけあったので、早速メールでお知らせしました。そのLPはジョー・ジャクソンの1983年に発売されたサントラで「マイクス・マーダー」というものでした。
1980年代というと僕個人的には、あまりロックを聴かなくなっていた時期なので、今回のレコードも持っていないものや全く知らないものがたくさんあって、けっこう楽しめそうです。僕が持っているものとのダブリは10枚ほどでした。
気になるものから聴き始めました。毎日数枚聴いていってもそれなりに時間がかかりそうですが、それはそれで楽しみです。
 
80年代中盤になるとアナログ・レコードからCDへと移行していった時期なので、CDでしかもっていないものもあります。グレイトフル・デッドの大ヒットアルバム(唯一と言ってもいいかも。笑)「イン・ザ・ダーク」もその一枚。僕がデッド好きなのを知っていて入れてくれたのでしょう。LPで聴くとちょっと違って聴こえたのは気のせいかしら。右のポール・バレールのソロは、リトル・フィート解散後(その後再結成して活動していますが)1983年に発表されたアルバム。ジャケットはダサイですが、内容は意外にイカシています。今のほうがその良さが分かるかも。あの時代では売れなかったかな・・・。(笑)
さぁ、1980年代に青春時代を送った方、リクエストでもしてみてください。ひょっとしたら懐かしいLPがあるかもよ。