寒い日は映画でも

bearsmick2009-01-11

いやぁ、今日も寒い日でした。おまけに夜は雨まで降りだして休日だというのに外を歩いている人もまばらです。ただでさえ少ないお客さん、ベアーズ・カフェにはその影さえ見えません。(泣)
毎度の泣き言はここまでにして(笑)、今日の昼間はカミさんがヴィデオ録画していた映画「図鑑に載ってない虫」を観ました。僕はまったく知らなかった映画だったのですが、これがものすごく面白かったです。大作とは対極にあるような小ネタ満載というか、もうそれだけで話が進んでいくような映画で、僕のツボにはまりまくり、もう笑いぱなしでした。確かに品は良くないのですがエロ・グロ・ナンセンス(古ッ!)に陥る一歩手前で持ちこたえている感じもナイスで、水野美樹や高橋恵子といった女優さんも端役で使う豪華さです。(笑)
監督は三木聡、主役は、伊勢谷友介松尾スズキ、それにアカデミー賞女優の菊地凛子(お客さんのHM君は、実際に会ったことがあるそうです。やっぱりオーラが違うと言ってました。)という布陣で、さらにそれを固める脇役、例えばふせえり松重豊などもいい味出しています。
「死にモドキ」という虫を求めてのロード・ムーヴィーという感もあるこの映画、楽しめると思うのでちょっと時間が余ったなぁという時に観るのには、良いんじゃないかなと思います。
そうそう夜は店で、これまたヴィデオ録画していた音楽番組「ソフト・エッジ」を観ていました。これはドラマーの林立夫がプロデュースした、ハミング・キッチンや絢香といった若手シンガーからくるり岸田繁といった中堅どころ、さらに大貫妙子小坂忠といったベテラン・シンガーを迎えて行ったライヴです。
そのタイトルが示すように、優しく抑えめな音で素晴らしい楽曲と歌を楽しむことが出来ました。特にそのドラムの林立夫をはじめ、ギターの徳武弘文、ペダル・スティールの高田漣、ベースの鈴木正人等のミュージシャンが醸しだす演奏は、たった一人で楽しむのはもったいないくらいの、もう極上と言っていいものでした。次回は誰かと一緒に観たいものです。(笑)