13回忌

bearsmick2008-12-05

早いもので、僕が東京からUターンしてきてからまる11年経ったということは、ことあるごとに書いてきたのでご存知の人も多いかと思いますが、ということは人吉に住んでいた両親と姉が亡くなってから12年が経ったということでもあります。
我が家は別に熱心な仏教徒でもなかったのですが、オヤジの葬儀の時に、近所にある永国寺(ゆうれい寺として有名で、その由縁たる掛け軸のおかげで観光名所にもなっています。)にお世話になって以来、そこの門徒ということになっています。
ということで今日は、三人まとめての13回忌の法事を、その永国寺のご住職にお越し願って、我が家で執り行いました。
もとより親戚縁者が少ない我が家ですが、今回の法事も姉夫婦や甥っ子、姪っ子の家族というほんとに近しい人だけで行ないました。お坊さんにお経をあげてもらった後、普段は離れ離れに住んでいる親戚縁者が集まって食事をともにしたりして、それぞれの近況を語り合ったり、個人との思い出話に花を咲かせたりすることもまた法事の大切な要素だと思うのですが、今回は、お寿司は取ったもののあとの料理、例えば汁物、筑前煮、なます等はカミさんが頑張って作ってくれました。ほんとにありがたいものです。その姿は家の嫁としての鑑のようです。(笑)
ともあれ、無事に13回忌の法事を終えてほっとしています。多分、カミさんが一番ほっとしているのでしょうが。両親が生きているうちに、ほとんど親孝行らしいことを出来なかったので、現在人吉に住むことを選んだのですが、一つ一つやるべきことを済ましていくしかないのですね、きっと。
場当たり主義者の僕にはこれこそが、けっこう大変なことなんですが、ね。(笑)