Tripping Tour 2007

bearsmick2008-12-01

早いものでもう12月に入りました。今年も残すところあと一月しかない訳で、ほんと光陰矢の如しですね。
昨年の5月21日のこのブログでも取り上げた(何故、そんなに詳しく月日が分かったのかというと、ちょっと検索してみたらこのブログが即ヒットしたから。笑)我が国が誇るデッドなロック・バンド「チナ・キャッツ・トリップス・バンド」の昨年のライヴを編集した2枚組のアルバムが発売されました。その名も「Tripping Tour 2007」と名づけられたこのアルバム、昨年行われた東京、静岡、群馬、宮城、京都、大阪(収録日が古い順)でのライヴの模様が収められています。
確かに一般的に認知されているバンドではないのですが、だてに30年近く活動している訳ではない確かなテクニックとロックなアティテュードがカッコよく信頼できるロック・バンドなのです。
オリジナルの楽曲に加え、ボブ・ディラン「風に吹かれて」やグレイトフル・デッドの「アンクル・ジョンズ・バンド」や「ダーク・スター」も収録されています。それぞれを高い演奏力で聴かせるのですが、宮沢賢治の有名な詩「雨ニモ負ケズ」をロック・ナンバーにしているのも楽しいです。僕も好きだった(最近も活動しているのかな?)埼玉は飯能のバンド「ひのこバンド」のマスターの曲「ラクラク」はいつ聴いても素晴らしい歌で、ある意味、僕が好きなロックの世界観を見事に表現している名曲だと思います。
一般的には知られていなくても、こんなに素晴らしい世界水準のロック・バンドが我が国にもあることを一人でも多くの人に知ってもらいたいものです。そして一人でも多くの人に聴いてもらいたいものです。
やっぱりロックは「愛の音楽」だと強く思います。