この時期になるとやって来る

bearsmick2008-11-27

今年もまたやって来てくれました。今夜は、京都を拠点に全国各地、いやタイやインドなどでも活躍しているベテラン・シンガー・ソングライター豊田勇造さんのライヴでした。
丁度僕の50歳の誕生日に初めて勇造さんのライヴをベアーズ・カフェでやったので、それから毎年、今夜で6回目のライヴになります。そして勇造さんの偉いところは、ちゃんと僕の誕生日を覚えてくれていて、毎回何かしらのプレゼントを持ってきて下さることです。ちなみに今回はオシャレなお香でした。ほら、そこの人、プレゼント受け付けているからね。(笑)
そぼ降る雨の中、勇造さんを迎えにバス・タ−ミナルまで行き、そのまま店へ直行。早速音出しリハをやって、ちょっとお腹を満たしにいつもの「茶びん」へ。ラーメン&餃子で満足です。
球磨時間というのか人吉タイムというのか、こちらの人は(僕も含めて)時間にルーズな人が多いので、今夜はいつもより30分早い時間設定にしてあります。ちゃんと時間通りに来られるお客さんもいらっしゃるのですが、今夜もまた30分は押す感じで始まりました。(ということは8時開演といういつものライヴです。笑)
まず一部は、小京都とも言われる人吉とホンモノの京都をイメージした曲と今年アジアを旅して出来たという新曲でじわーっと盛り上げていきます。いつも思うことなんですが、勇造さんの歌は、ほんと無理がなくダイレクトに心に響いてきます。そしてその歌を支えるギターの使い方もさすがプロという感じで感心します。アコースティック・ギターをマイクで拾うのですが、その距離感や弾き方で様々なニュアンスを出すことに成功しています。今回のギターも昨年同様ギブソンアドヴァンスド・ジャンボというものだったのですが、この一年でより一層良く鳴るようになっているようでした。


毎度のことながら一緒にセッションさせてもらいました。初めての曲を演る訳なので緊張もするのですが、いつも楽しくやらせてもらっています。オマケに静かな名曲「ワルツ」に合わせたハーモニカを褒めて貰ったので、もう今夜はこれで最高!です。(笑)
宮崎から駆けつけて下さったお客さんなど、今夜はコアなファンの方が多かったのかもしれません。ライヴ終了後、店で飲んでいたのですが、やっぱり場所を代えて楽しい会話と美味しいお酒で更に盛り上がったのでした。

東京の阿佐ヶ谷で「あるぽらん」という店を営んでいたあるぽ君(彼もまたシンガーでした。)と勇造さん。あるぽ君が居なくなった後の「あるぽらん」には勇造さんも行っているそうで、不思議な縁を感じます。

最後にカウンターに残った濃いメンツで記念写真。
家に帰ってきてからも、勇造さんと二人、焼酎を飲みながら語りました。いやぁ、こんな夜はやっぱり楽しいのです。ありがとう!勇造さん、来年も待っているからね。プレゼントもよろしく。(笑)