尾城君が帰ってきた

bearsmick2008-10-24

僕の青春時代を共に生きてきた親友(と言っても良いよね?)尾城夏人君(まぁ、コレはハンドル・ネームだけど。だってかっこよすぎる名前でしょ。笑)が、意を決してのUターンで人吉に帰ってきました。
夏前に家を新築始めてから、北海道は苫小牧市の家を処分しての、なかなか大変そうな本格的引越しです。話を聞くとこの不況期にぶつかってしまって、いろいろ大変だったみたいです。残務整理のため奥方のCちゃんは11月に入ってからの来人吉だそうですが、尾城君は一足早くの人吉入りです。
今日の午後、尾城君と一緒に新築したての新居を見に行って来ました。まだ電気系統の工事や建具がこれからのようでしたが、やっぱり新しい家は良いですね。僕はそんな新しい家には縁がないので(きっと今後も縁はないことでしょう)、ちょっと羨ましかったりします。
尾城君自慢のレコードやCDを収めるための特注の棚が、ど〜んとリヴィングの壁に備え付けられたいました。家を作るに当たって彼ら夫婦の口から出る言葉が、とにかく本やレコード、CDを収める棚が欲しいということだったのが、彼らの生活を物語っているようで、微笑ましかったです。
一通り各部屋を見せてもらったのですが、とにかく収納をタップリとってあるのが印象的でした。各収納スペースが普通の1.5倍は奥行きはあったのではないでしょうか。見てくれより使い勝手優先の彼らの感性が光ります。ということは尾城君、今後も本やCDを買う気満々ですね。(笑)
以前も書いたかもしれませんが、尾城君とは中学2年の時に知り合ったのでした。転校してきた尾城君が偶然にも僕の隣の席になったのが、ことの始まりです。ちょっと話をしてみると音楽(当時はGS、グループ・サウンズ全盛の頃でした。)に興味があるようです。いろいろ話すうちに当時流行っていた「オーケィ!」という歌のことになり、彼は日本でカヴァーしていたカーナビーツのシングルを持っていると言い、僕はオリジナルのデイヴ・ディー・グループのシングルを持っているということで意気投合、即学校帰りに彼の家に遊びに行ったのでした。
そんなことをきっかけに高校、大学進学後も付き合っていたのですが、大人になってからはそれぞれの人生を送ってきた訳です。僕が人吉にUターンして来たことをきっかけにまた交流が復活したのですが、そこには便利なPCでのネットワークが多いに作用したのでした。同じようなことは昔の友人・知人たちとの関係にも同じように当てはまり、この日記を読んでくれている相当数の人がそんな人かもしれません。
という訳で、晴れてまた人吉市民となった尾城君とは、今後も一緒に楽しい事が出来そうで、これでまた老後の楽しさが増えたのでした。(笑)
ちなみに写真は、カーナビーツのアルバムの写真。残念ながら当時持っていたシングル盤やLPの多くは、実家が引越ししたせいか、全く手元に残っていません。悔しいなぁ、引越しはするもんじゃないね。(笑)