まだまだ続く、上京が楽しみだ。

bearsmick2008-10-14

12日の「京浜ロック音楽祭」に行ってもいないのに、友人たちのレポートを読んだりネットにアップされた写真や動画を見ているせいで、なんだか自分の中ではすっかりその場にいたような気分になっています。(笑)
という訳で、相変わらず「久保田麻琴と夕焼け楽団」を聴いている今日この頃ですが、一昨日の日記を読んだマイミクmicannちゃんがメールをくれました。長い文章だったので、コメントに書くよりメールを選んだようですが、その内容がなかなか素敵だったので、micannちゃんに了解を取れたので、ここに転載したいと思います。
《10年ちょっと前に亡きつれあいとともに岩手に「再移住」したとき、
地元の友人に「いい歯医者さん紹介してくれ」と頼んで、とある歯医者に行きました。内装などのセンスがとてもよく、しかも低いボリュームで流れてる音楽が、みんな70年〜80年代のシンガーソングライター系で、しかもラインナップがしぶい!、どうやらオリジナル編集のテープ(かMDかCDか)のようです。

おもわず、「う〜ん、しぶいですねえ。わたしの好きな曲ばっかり」と声をかけると、院長センセイ、「みんな、あのお店で覚えたんですよ」というではありませんか。

へ??!!!!!

聞けば、わたしはぜんぜんわからなかったんだけど、当時高校生だったセンセイは「○○○○の小屋」に通っていたというのです。

「だいぶ太ったしハゲたんで、わからなかったでしょ? ボクはすぐわかりましたよ。初めて入ったとき、久保田麻琴がかかってたんです。嬉しかったなあ。当時の盛岡は、音楽の聴けるお店はジャズとハードロックだけで、夕焼け楽団を聴けるお店ができるなんて、夢のようでした」

ひやあ〜〜
たまがって(びっくりして)、けど、しみじみ嬉しかった。
以来、定期的に歯の具合をみてもらってるけど、エリック・アンダースンなんかを聴きながら歯垢カリカリ削ってもらうのは、
なんだか不思議な感じです。

あと、これも10年以上前だなあ。
シモキタの「ぐ」でやったケンちゃんのアコースティック・ソロ・ライブに行って、アンコールのとき、
「ひとつだけ光るもの!!」と叫んだら、ケンちゃん、にやっと笑って
「お客さん、古いね〜〜」
もちろん唄ってくれました。 》
ねっ、良い話でしょ。(笑)
そうそう今夜も閑だったのですが、東京の友人から何本かの電話が入りました。11月に上京出来る事を凄く喜んでいる僕ですが、それを知ってか、何処からか情報が流れているのか、「いつ来るんだ?」とか「予定はどうなっているんだ?」とか、とてもありがたく嬉しい電話です。
時間がないので、みなさん個々に会うことはなかなか難しいかもしれないので、何軒か拠点の店を作って、そこに集まれる人たちと乾杯できたらなと思っています。
僕のようなもののために時間を作ってくれる、そう考えただけでもとてもありがたいことなんですが、ちょっとした人気者の気分です。(笑)でも11年ぶりということで、皆さんがそう思ってくれているんだということは分かっていますよ。とにかく楽しく東京を過ごしたいものです。時間が取れる人は是非、僕と一緒に遊んでください。お願いします。
ということで、今日の一枚は、そこはかとなく僕と似ているという噂(ほんとか?!)の久保田麻琴と夕焼け楽団のラスト・アルバムになった「セカンド・ライン」。これもまた名作です。