嵐の月曜日

bearsmick2008-09-29

またまた台風15号が接近中で雨だらけの週明け、閑なことといったら!ホント困っちんぐ〜です。
T・ボーン・ウォーカーやボビー・ブルー・ブランドで有名な「ストーミー・マンデイ・ブルース」という曲がありますが、まさにそれを地で行ってる感じです。楽しかった週末/日曜日が終わり、また辛い月曜日が始まった。けど次の火曜日もそのまた次の水曜日も、まるで嵐のような辛い日が続くんだ。みたいな感じな日々なんですが、実際この水曜日辺りにホンモノの台風が接近するようです。これじゃ、やっぱりお客さん来ないでしょう!?もし来てくれるお客さんがいたら一杯ご馳走して乾杯でもするんですがね。(笑)
「ストーミー・マンデイ・ブルース」はちょっとジャズっぽいコード進行で、なかなかオシャレさんな感じのブルースで「ストマン進行」ていってブルース・ジャム・セッションの重要曲でもあります。
多分僕が最初にこの曲を聴いたのは、オールマン・ブラザース・バンドの有名な2枚組のライヴ・アルバム「フィルモア・ライヴ」でした。このアルバムはのっけの「ステイツボロ・ブルース」でまずガツンとやられるのですが、その後に続くナンバーも素晴らしくLPでいうとA面の最後に入っていたのが「ストーミー・マンデイ・ブルース」だったと思います。以前にもここで取り上げたことがあるかと思うのですが、後年そのライヴの完全版というのが出て、アナログ時代には編集されてカットされていたものが完全な長さ、その当時の演奏そのままの時間でCD化されたことがありました。長尺もののライヴ/ジャムが大好きな僕は、そりゃもう歓喜したものです。もちろんこの「ストーミー・マンデイ・ブルース」もLPと比べて長くなっていて、たっぷりとデュエイン・オールマンやディッキー・ベッツのギターが楽しめたものでした。
T・ボーン・ウォーカーは、ジャズの要素を加味したシティ・ブルースのブルース・ギタリストとしても人気が高いと思うのですが、ボビー・ブルー・ブランドのようなギターを弾かないブルース・シンガーは我が国では、どうも人気がイマイチのようです。ですが、何故かうちのカミさん(あまりブルース・ファンとも思えないのですが)は大好きで、1980年代の来日公演の時には、風邪をひいていたにもかかわらず観に行ったくらいです。確かに男の色気を感じさせる声だとは思うのですが、ちょっと不思議なことでした。もちろん僕も大好きなシンガーですよ。
さてと台風の夜、店にある「ストーミー・マンデイ・ブルース」が入っているLPやCDを引っ張り出して聞き比べでもしてみるとしますか。