とっても楽しい!

bearsmick2008-09-22

今夜は、昨年に続いての宮武希(ex.リング・リンクス)さんのライヴでした。メンバーは昨年に続きギターの今井忍(ex.アーリー・タイムス・ストリングス・バンド)、ピアノ、アコーディオン、ピアニカのロケット・マツ(パスカルズ)の両氏に加えて、今年は希ちゃんのご主人でもあるベーシスト松永孝義(ex.ミュート・ビート、現ロンサム・ストリングス)とういうなかなかに豪華なメンバーです。狭いベアーズ・カフェの店内にこんな有名なミュージシャンが揃ってのライヴ、こりゃもう贅沢極まりない楽しい空間です。
夕方前に到着したメンバーとセッティング〜リハーサルを済ませ、わざわざ東京や熊本市内からお見えになったお客さんも一緒に、今夜もまた近所の「茶びん」へ。美味しい餃子とビールで今夜のライヴの出来も決まったようなものです。それにしても、いつ食べてもここの料理は美味しいなぁ!いつも食べるのに夢中になってしまって写真を撮り忘れるのが残念です。(笑)
人吉市外からのお客さんも相当数お見えになって、今夜は大盛況のライヴです。もちろん彼らの奏でる音楽が素晴らしいのは当たり前ですが、お客さんのノリも良くて最高に楽しい夜になりました。

それにしても普段の賑やかさ、ハッチャケさからは想像も出来ない、シットリとしたとても清らかな歌声で会場を満たす希ちゃん、さすがだ!(笑)

2部の最初は、昨年で出したCD「夜のつばさ」からの曲をしっとり聴かせてくれた今井忍君でスタート。その甘くオシャレな歌は、うちのカミさんをはじめ女性のハートを掴んだようです。もちろんギターのテクニックもバッチリ。大きな音量ではなくともグルーヴ感は出せるんだということを見せてくれました。

パスカルズでの活動でもお馴染みのロケット・マツ氏は、ピアノ、アコーディオン、ピアニカ、マンドリンと楽器を持ち替え、曲に色と味わいを加味していきます。
写真には大きく写せなかったのですが、松永君のベースがこれまた素晴らしいです。歌のバックを支えるグルーヴはこれだ!といわんばかりの落ち着いたトーンとフレージングの確かさ。いやぁ、素晴らしいです。そういえば松永君と会うのは彼がまだミュート・ビートをやっていたサル・パラダイス時代以来だったのでほぼ20年近くぶりだったかもです。
オリジナルの曲に小笠原民謡やハワイアンなども交えて14,5曲は演奏してくれたと思うのですが、楽しい時間の経つのは早く感じることといったら。高田渡さんの歌「鉱夫の祈り」を歌ってくれたのも嬉しかったです。そういえば映画「タカダワタル的」での下北・すずなり劇場でのライヴで渡さんのバックを勤めていたメンバーにも松永君とロケット・マツ氏がいたのを思い出しました。

ライヴ終了後は、残ってくれたお客さんたちと一緒に飲み会が始まりました。その後、場所をこれまたお馴染みの「陣」(当に営業時間は終わっていたのに無理を言って開けてもらいました。ほんとに感謝です。だってせっかく東京から来てくれているミュージシャンだもの、おいしい馬刺しや地鶏など食べてもらいたいではないですか。)に移して飲み続け、家に帰ってきたのは4時近く、でまた家で焼酎を飲んでいたので結局5時過ぎまでは起きていたようです。それにしてもツアー中のミュージシャンってほんとタフだよねぇ。(笑)
いやぁ、ほんとに楽しい一日でした。