ドンドコドコドン ッドンドン!

bearsmick2008-09-18

はた迷惑な台風13号でしたが、ここ人吉にはたいした影響はありませんでした。一安心でしたが、その夜半から明け方に来るという台風の予報のせいか、ベアーズ。・カフェにはお客さんがお見えになりませんでした。これが一番の嫌な影響かも。(笑)気にはなっていたのでTVで台風の様子を窺っていたのですが、マイミクさんや友人が住んでいる鹿児島や宮崎地方はけっこうな暴風雨に見舞われたようなのですが、mrtastyさん大丈夫でしたか?あの倉庫にあるお宝の山が気になります。(笑)
今後も四国、近畿、東海、関東地方と、のろまなくせに持久力がある迷惑な台風13号は進路をとるようなので、お住まいの方は気をつけてくださいね。
降り続く鬱陶しい雨とジメジメする不快感を乗り越えるためには、やっぱり音楽を聴いて盛り上がることが一番です。ということで「ブルース&ソウル・レコーズ」の最新号で特集されているボ・ディッドリー(先日亡くなったので、ここでも取り上げたことがありました。)関係の音楽を聴いていいます。
「どんどんよくなる法華の太鼓」じゃないですが(その実、けっこうリズムは似ているかも)、「ドンドコドコドン、ッドンドン!」と鳴らされるジャングル・ビートとも呼ばれるボ・ディッドリー・ビートは、そのリズムに身を任せているとつい体が反応してしまうくらい僕が一番好きなリズムかもしれません。ラテンのクラーベのリズムを応用したこのリズム、ニューオリンズのセカンド・ラインとも兄弟関係にあるリズムなんですが、なんといってもそのノリの良さが抜群です。そのせいで本当にたくさんのミュージシャン/バンドがこのリズムを使って曲を作り演奏しています。
という訳でリトル・リチャードやチャック・ベリーと並んでR&Rの始祖の一人とも認識されているのですが、その三人の中で一番先に亡くなってしまって残念です。まぁ、その追悼の意味もあって最近よくこのビートを持った音楽を聴いていたのですがね。
 
左は「ブルース&ソウル・レコーズ」の付録のCD、右は1992年に発売されたボ・ディッドリー・ビートばかりを集めたコンピレーションCD。そもそもの原点だといわれる「ハンボーン」という子供の歌から、その源流となるアフリカの音楽まで収められていて楽しいです。もちろん本人やジョーニー・オーティス(これまた大好き!)などの典型的なものもたくさん収録されています。
ローリング・ストーンズグレイトフル・デッドなどもこのリズムの曲を演奏しています。もちろん我がDSD(ディープ・サウス・ドランカーズ)もやっています。ほら、ちょっと聴きたくなってきたでしょう?さぁ、一緒に手を叩きましょう、踊りましょう!ドンドコドコドン、ッドンドン!(笑)