昼起きたら娘が

bearsmick2008-07-08

日曜、月曜とたっぷり睡眠をとったからか、すこぶる体調も良く夜も眠くなりません。ということでカミさんが起き出す朝まで読書していました。
カミさんと交代するかのように寝たのですが、昼過ぎに起き出すと、何故か今の電気が煌々とついていてオマケにTVまでついています。おかしいなと思って居間に入るとヘタッたソファに娘が寝ています。なにも暑苦しいこんなところで寝ていなくてもと思うとともに、何故ここにいるの?という疑問が湧きおきました。で娘に訊いてみると休みだったからちょっと帰ってきたという話、カミさんとは朝会ったそうです。
何かあって帰ってきて、カミさんとはもう話もしていたのかもしれませんが、父親たる僕とは、何気ない世間話しかしませんでした。たいしたことはないような気もしたし、娘の様子も別段変わったところもなかったので、心配無用というところですかね。ひょっとしたら友達関係だったのかもですが、夕方になったら友達のクルマで送ってもらうからと帰っていきました。けど会うたびに大人びていくなぁ、女の子は怖いね。(笑)
で、何を読んでいたかというと石田衣良の小説「5年3組リョウタ組」というもので、これは新聞の連載小説を単行本化したものだそうです。
石田衣良の小説は、ストリートの若者や彼等の文化・風俗を扱ったものや大人の恋愛を扱ったものなど、さすがにTVドラマ化されたり、映画化されたりする、良くも悪くも読みやすくとっつきやすいものが多いのですが、人間や人生を信じるハッピー・エンドな結末が多くて、僕はけっこう好きです。オマケにカミさんと同じ年で、けっこう音楽にも精通しているようで、そんな所にも親近感を持っているのかもしれません。
この小説は、小学校の教師を主人公にした、これまでとはちょっと違ったものでしたが、最近の教育界での不祥事が続いている現実からしても、けっこう読み応えがあって一気に読まされてしまいました。これも映画化されそうだなと思った一冊でありました。